何回願ったって叶わないことくらいわかる
わかっているはずなのに心が追いついてない
ルナは今何をしているのだろうか
気がついたら毎日そんな事を考えている
夜の月を見るたびに俺はまるでそこに彼女がいるかのように
月が綺麗だね。と言ってしまう
もうそこに彼女は、ルナはいないのに…
はぁ…
起きるのでさえ疲れるようになったのはいつからかな…
もう覚えてないや
今ここで生きていることさえ奇跡。か
医者から言われた言葉が頭の中で何回も繰り返されている
そうだよね。私自身も奇跡だと思っているくらいだもの
ぁ、今夜も月が綺麗だね。レイ
ここに彼がいないことくらいわかっているのに
心が追いついてない、
いつまで生きてられるかな…生きてるうちにもう一度だけでいいから
彼と一緒に天体観測がしたい
月はそんなこと全く気にせずに
眩しいくらい今日も輝いている














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。