~注意!本編を楽しむために~
今回のモニカ誕生日盤は圧倒的原作のネタバレが多く含まれております
ネタバレが苦手な方はUターンお願い致します🙇
そして文字数を見てもらうとわかる通り非常に長くなっております
内容もちょっとグダっていますのであらかじめご了承ください
少しずつ読む、空いている時間に読むなどの工夫が必要となってきますので皆様のご都合に合わせてお楽しみください
そして最初に言っておきます誰がとは言いませんが"まだ"恋人ではありません
主の妄想が止まらず文字数が長くなってしまったこと、また、まだ書いていない原作のネタバレを含んでしまったこと大変申し訳ございません
ご理解のほど何卒よろしくお願い致します
今日はモニカ(仮)の誕生日。というわけで……
リリィとジビアが飾り付けを担当し、
サラとグレーテが料理。
パスタ、ピザ、グラタンなどたくさんの料理が並んでいた
そういいエルナはサラのへ向かった
本人には聞こえないようにボソリと呟いた
で、残りの二人はというと……
……カオスだな……((
ちなみに今回の主役はクラウスさんにお願いしてモニカと一緒に任務にいってもらった
私もモニカも自分の誕生日はあまりいい思い出がない、それでも……お互いにプレゼントは贈っていた
ちなみに私はというと……
そういいながらエルナが私に寄りかかってきた
どうやら暴れていたアネットをやっと捕まえたみたいだ
そう、私はケーキを作っていた
ケーキの他に私はアクアパッツァとパエリアを作っていた
パエリアとアクアパッツァは手間がかかるから作る予定がなかったらしいので私が独断で用意した
お互いの誕生日は毎回ケーキを作って一緒に食べるのが私達の唯一の誕生日の楽しみだった
今までは二人分だったから小さなケーキだったけどさすがにこの人数となると大きなケーキが必要だった
そういいながらジビアが厨房にやってきた
ケーキは特に決めていなかったがみんなの意見(ほぼリリィ)にお答えしてショートケーキになった
そろそろ帰ってくるかな
私達は電気を消してクラッカーをもち隠れた
……クラウスさん…もう少しましな嘘をつこうよ……
そう思っているとモニカがなかにはいってきた
ぱーん🎉
モニカはびっくりし肩を震わせた
そういいながらモニカを引っ張っていった
そういいながらグレーテがクラウスさんの荷物をうけとった
そういいながら玄関を去った
モニカのみた先には部屋中に飾り付けしてありたくさんの料理が並べてあった
そういいリリィが真ん中の席の椅子をひいた
みんな今日は1日モニカに尽くすみたいだ
モニカだけに聞こえる声で呟いた
モニカは呆れたため息をつきながら椅子に座った
そういいながら厨房へ行き用意していた飲み物をグラスについだ
私が注いだもの、それはワインだった
モニカが毎回ワインをこっそり飲んでいたのをクラウスさんと私でとめていた
そういいながらモニカにグラスを渡した
リリィの言葉に続きみんなが席に座った
そういいみんなにグラスを渡した
そういいリリィが真っ先にローストビーフとパスタを取り分けた
そういうジビアにリリィはお腹すいてたんですよぉといいながらローストビーフを頬張った
先ほどまで暴れていたアネットも今は落ち着いてるみたいだ
そういいピザをお皿に取り分けた
そういい自分の椅子に戻ると私の前に取り分けられたラザニアとミネストローネがあった
自分で取った覚えはない、しかもここに並べてある料理のなかで私も私が好きなものだった
不思議としている私にモニカがきずきそう答えた
どうやらとってくれたのはモニカだったらしい
そういうモニカの手元にはパエリアとアクアパッツァがあった
そういいながらモニカが取り分けてくれたラザニアを食べた
パエリアとアクアパッツァはよくモニカが好んでいたものだった
そう思っていると階段から足音が聞こえた
クラウスさんだった
そういいながらクラウスさんがモニカにプレゼントを渡した
それは言わなくてもよかったのでは……
ほらみろ!((
クラウスさんと万年筆を一緒に選びその後ランチ連れていってもらった……なんて、死んでもいえないな……
私の後ろで隠れながらエルナがモニカに話しかけた
そういいながらモニカにプレゼントを渡した
そういうエルナの選んだマグカップは水色のモニカらしいシンプルなマグカップだった
不安がりながら私の後ろに隠れていたエルナがいった
そういいモニカがエルナの頭を撫でた
エルナはサラと一緒に買いにいったみたいだ
その後みんなモニカにプレゼントを渡した
リリィとジビアは任務用の物。
サラはエルナとお揃いの食器。
グレーテはお茶っ葉。
そして残りの二人は……
私は二人の耳を塞いだ
そういうリリィはジビアに引っ付いていた
そんなやり取りを続けているといつの間にか姿が見えなくなっていた奴がいた
全員が焦った……嫌な予感……
こんの、くそビッチ女のせいで……
そういうアネットの目はハイライトが消えていた
そういい二人の鬼ごっこ(命がけ)が始まった
誕生日、ちょっとは楽しめたみたいだな
その日の夜私は焦っていた
そう、私はアネットの暴走をとめるのに必死でモニカにプレゼントを渡しそびれていたのだ
現在22時。後2時間で次の日になってしまう……
ガチャ(ドアが開く)
気配にきずけなかった。一体いつから聞いていたのだろうか……
そういうとモニカは私の横に座った
というわけで……
落ち着かない……
プレゼント、ね……
そういい綺麗に包装されたプレゼントをモニカに渡した
そういうとモニカは包装を丁寧に取った
私のプレゼント。それはモニカの必須アイテム"鏡"だった
正直みんなと被らないか心配だったがみんな揃うことはなかった
なんて、珍しく素直だったので思わず笑ってしまった
そういいながらモニカの肩をつかみ私の足に倒した
モニカは驚いたのか目を開き肩を少し震わせた
肩を震わせたモニカにきずきすぐに謝罪
すぐに嫌がると思いきや案外すんなり受け入れてきたため仕方なく頭も撫でておいた
そう聞くと素っ気ない態度で返してきたが相当彼女は疲れていた
普段モニカが素直なことなんて滅多にないこれは……
私の言葉に続きモニカが答えた
レイラの膝で寝ていたモニカが起き上がった
長い沈黙の中モニカが手招きをしてきた
なんだ?もっと近付けと?
そう思いながら恐る恐るモニカに近付くと……
抱きしめられた
え……どういう状況……?
突然の出来事についていけないレイラは珍しく混乱していた
私の言葉をさえぎりモニカが言った
急に抱きついてきたと思ったら今度は黙れですか、
今のモニカからの音はそんな感情があった
モニカの感情がここまで激しい音は珍しかった
聞くなってそういうことか、
そういうとモニカが驚いた。
灯を裏切った罪悪感と怒り。そんな自分を受け入れてくれた灯を失うことへの不安と恐怖。そして、いつかまたあの頃のように捨てられ置いていかれるのではないかと言う寂しさ。そんな感情が見えた
私達はスパイ。みんないつ死んでもおかしくない
たとえ、置いていかれてしまったとしても生きている人間は残りの人生を必死に生きるしかない……
どんなに悲しくても、死にたくても、苦しくても、生きるしかない。それが置いていかれた人間の末路。
私は……何度も、何度も、助けられない経験していたからわかることだった
医者としていろんな人を診ては治療し、時になくなる命もあった。
誰かがなくなることはそれがたとえ敵であっても私には一人一人の命が落ちることが怖かった。
スパイは殺しもある。わかっていることだった。スパイをしている人間が医者なんてやっていいのか、戸惑うときもあった
スパイは精神がもなたくなることだってある
私だって、"もう"いつ死んでもおかしくない
人が生きているからこの暮らしがある。感情に左右されながら人は生きる
どんなことがあっても人は生きていく
精神に耐えられず自殺するものもいる。……
生きるだけで偉い。無理に頑張ろうとしなくていい。辛いときはおもいっきり泣いて、悩んで、溜め込まず人を頼る。
大丈夫。世界は狭くて、広い。"これから歩む人生に幸運の光が道を照らすから____"
人は1人じゃ生きていけないから寄り添う者がいる。
そういうとモニカは離れた
そういうモニカの音は"安心"が感じられた
もちろん完全にはなくなっていない、なくなるはずがない。人は喜びのうらには不安も隠れている
完全になくすなんてできない。それに私ができる心のケアはほんの一部に過ぎない完全にケアをしたければ……あいつしかいないだろう
人の心を読める者___
と、すぐに断られた
相変わらずだな、これでもモニカとティアは相棒的存在だ。ティアは任務中はもちろん。私が知らないモニカもティアは知っているだろう
私は音で感情を読みティアは完璧に人の心を読む。私より優れた人材なのだ。
モニカ……
もはやそれ意外に使い道がないぐらいだ(ひどいわねッ!?byティア)
私は隠してるつもりなんだけどなぁ……
私が生きている限り、ね。
そして、私が生きている限り……この恋心も……
そんな思いも秘めながら私は日々を生きていく
そう言われポッケにいれている時計を見た
……あれ、この感じ……
まじか……
それからたくさんこき使われたのは言うまでもない
庭に連れ出されたと思ったら訓練用の短ナイフを渡された
何気にモニカと一対一でやったのは初めてかもしれない。私は大体特殊班と訓練をしているから実行班とはたまに私が見てやるぐらいだった
全く……私がとれだけあの人に振り回され苦労を…ッじゃなくて、鍛えられたことか……(意味深)
座り込み水をのみながら言った
休み……?
久々にクレア達に会いに行く最近忙しくて顔を出せていなかったからな
もちろんデートと言うワードは流された
座り込んでいた腰をあげ立ち上がった
絶対に、ね。
誰かが死んだものを覚えている間はまだその人のなかでは生きているから。そうだよね___セシリア
モニカはなにも言わず黙り込んだ
それは____演奏のお誘いだった
久々にモニカと弾くなぁ、最近は弾けてなかったのとモニカから言ってくれたことが嬉しくて口角が上がる
そして陽炎パレスの外で響き渡る美しく綺麗なフルートとヴァイオリンが奏でられた
モニカside
さっきの笑顔久々に見た素の笑顔だった
あの笑顔を夜の月が照らすその光景は綺麗で美しく絵になるものだった
レイラ。僕は君を失うのが怖いんだ
こんな僕でも信じてついてきてくれる君を失うのが
僕の視線にきずいたレイラがヴァイオリンを引きながら訪ねてきた
楽器を弾いていたからレイラの声がいつもより遠く感じる
じっと見てくるレイラから視線をはずした
そういうレイラにイラついていると
そういいながら呆れたように笑うレイラの姿にも愛おしく思ってしまう僕は異常かもしれない
そんな自分に馬鹿馬鹿しく思っていた___三秒前までは
その瞬間一気にレイラの音に引きずり込まれた
全ての音を操り人の感情を操るそれがレイラの特殊能力だった
モニカに与えられた感情。それは……
幸福だった
そのヴァイオリンは力強く太い音。滑らかな温かみを感じる音とどこかクリアで明るい音も感じる不思議な音に呑まれた
完全にレイラに乗せられているモニカはレイラの奏でる音に続くようにフルートを吹いた
冷たくクリアで__いつもはない少し明るい音を
そしてそのままきずけば一曲が終わっていた
どうやら彼女の思うツボだったらしい
そういいレイラがにやけながらヴァイオリンの弦を調整していた
図星をつかれ、否定はできなかった
お前には心がない……その言葉を思い出した
八つ当たりだった、やらかした、そう思ったときにはもう遅くレイラは固まっていた
そういいレイラは微笑み始めた
レイラと初めてフルートを弾いた時初めて僕のフルートが好きだと言われた絵も、僕の芸術を好きだと言ってくれたのはレイラだった
そういい自分でも実感するぐらいのめんどくさい顔をした
ほんとに……レイラには全部筒抜けみたいで全部の僕を知っているのがだるすぎる……
大切な人とか……こっちの気も知らないで易々と……
レイラが思ってる大切な人と僕の思ってる大切な人は違う。それはわかっていたことだ
それでも、レイラには知ってほしいと言う気持ちがある自分が嫌になる
お前には心がない、そういわれた親にもレイラからの褒め言葉一つで心が満たされていた
僕はレイラには一生勝てないな
それはこっちの台詞だし……
さすがにこれはバレたか
そういわれキャンパスと絵の具の準備をした
そういうレイラの表情は真剣で、悲しそうな顔をしていた
当たり前だ、君が望むなら僕はどんなレイラでも受け入れる
それに……僕の方が問題すぎる、同性、ましてやレイラに恋だなんて……
それが僕の願いだった
裏切った時変わらず一番最初にいつも通り接して来たのはレイラだった
怒っていい立場なのにもか変わらずあいつは怒らずただいつも通り接してくれた
同性同士の恋___それは病気
医者としてのレイラはなんと言うだろうか
もしこの思いを伝えるとなった時も、受け入れなくていいただ君はいつも通り接してくれるだろうか
バレていたみたいだ……幸い何を伝えたいのかまではもちろん知らないみたいだが、いつも通り接してくれる。その言葉だけで今は充分だった
そういいながらレイラがヴァイオリンを弾き始めた
色々と、
暗闇のなかヴァイオリンを弾くレイラの姿は星のように輝いていた
初めて誕生日と言うものを味わえたかもしれない
毎回食べていたレイラのケーキも今年は今までで一番美味しく感じた
本人には伝えなかったがあのパエリアとアクアパッツァもレイラが作ったのだろう
その二品だけ僕が好きな味にアレンジされていた
裏切った人間を受け入れ誕生日まで祝ってくれた
数えきれない失敗も取り返しのつかない過去と後悔も全部生きていた証……
人は全ての人に忘れられたとき本当の意味で死ぬ、か……
さて、レイラの誕生日には何を用意しようか
そう思いながら前でヴァイオリンを弾くレイラと夜空をキャンパスに書き始めた
部屋で書類を片付けていると外から戦闘が聞こえた
外を見るとレイラとモニカが戦っていた
二人での戦闘は珍しかった
灯のエースと切り札のレイラ。灯一番の実力を誇る二人だがレイラの方が上だ
実行班がよく体力付けで訓練しているのはよくみるがレイラは特殊班を見ることが多いためあまり一緒訓練をしているところは見たことがない
こんな時間からやるのはどうかと思うがいいきかいだ。
灯のエースと切り札のレイラ。モニカが反射能力でレイラの攻撃を読みレイラはカレンさんに鍛えあげられた実力と先読み力を使いモニカの攻撃を読む
見物だな。そう思いながら見ているとふと思ったことがあった
モニカの鏡が変わっていた。
おそらくレイラからのプレゼントだろう
結果はレイラの勝利で決まった
さすが、と言ったところだろう
カレンさんと"ハイジ姉さん"の実力を受け継ぐ彼女にはだれも勝てない
一度レイラと手合わせをしたが勝敗がつかず引き分けで終わった
モニカとレイラ。二人はこのさき僕をこえる最強の実力を誇るスパイへとなっていくだろう
窓から二人の姿を見ると次はヴァイオリンとフルートを弾いていた
レイラのヴァイオリンとモニカのフルートが合わさり綺麗なハーモニーを奏でていた
そういいながらカーテンを閉めそとから聞こえる演奏を聴きながら残りの書類を片付けた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。