第68話

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2026/03/24 14:00 更新



芳典
芳典
おはよㅎ



いつものスーツではなく 、私服のよしくんが私の家のキッチンに立っていた


服の袖は捲り上げられていて 、手にはどうやら料理の具材


(なまえ)
あなた
どういうこと ...
芳典
芳典
心配で来た
(なまえ)
あなた
もう治ってきてるし 、大丈夫だよ
(なまえ)
あなた
てか 、仕事あるでしょ ?
芳典
芳典
あなたのためなら休めるから
(なまえ)
あなた
だから 、大丈夫だって ! ゲホッ
芳典
芳典
あー咳ひどくなっとるやんか
芳典
芳典
はいはい 、座っとき



よしくんは私をふわっと持ち上げてソファまで運んだ


よしくんが私の執事だったときの思い出が少しずつ蘇ってくる


今思えば 、私あの時からよしくんに恋してたのかなー


なんて思ったりもする


(なまえ)
あなた
... ありがと
芳典
芳典
あなたに元気になってほしいからなㅎ





芳典
芳典
出来たでー
(なまえ)
あなた
わあ ... おいしそう ...
芳典
芳典
俺の自信作肉じゃが !ㅎ



よしくんは私の前に座って 、きらきらした眼差しで私を見てきた


多分早く肉じゃがを食べて感想が聞きたいのだろう


芳典
芳典
早く食べてってばー



私は肉じゃがを1口 、口に運んだ


口に入れた瞬間今までよしくんの肉じゃがを食べなかったことに後悔した


(なまえ)
あなた
すごいおいしい ...
芳典
芳典
あなた目輝きすぎやㅎ
芳典
芳典
おいしかったならよかった ⸝⸝



よしくんのご飯を1口1口味わって食べている


でもよしくんからの視線が気になる ...


(なまえ)
あなた
そんな ... 見つめないでってば ⸝⸝
芳典
芳典
あ 、ごめんㅎ無意識やった





夜遅い時間まで 、よしくんは家にいてくれて


私ができない家事を全てしてくれた


芳典
芳典
じゃあそろそろ帰るな
(なまえ)
あなた
今日は本当にありがとう
芳典
芳典
なんかあったら俺頼るんやで ?



そう言って 、私の頭に手をポンと置く


その手の温もりがまるでよしくんの優しさを表しているようだった


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