
初リクエストの方優先で進めてます!
沢山リクエスト嬉しいです!
リクエスト書いたものは、コメント消しちゃって行ってます!勝手に消えてるのはそういうことです!
私も時々あるのですが、もしこれやってますかねみたいなのでも同じの違う感じで書くことは出来ると思うのでどんなリクエストでも大丈夫です!
あ。
あと裏アカウント作りました!名前全然違うから見つけられないと思います笑
見つけたらまた今度出すお話にコメントしてください🙌
最近、空気が重い。
撮影現場でも、楽屋でも。
舜太はそれを分かっていた。
「……大丈夫です」
それが口癖みたいになっていた。
元々、体は強くない。
季節の変わり目は必ず体調を崩すし、長時間の撮影も正直きつい。
でも最近は――
「また顔色悪いよ?」
軽い笑い声。
「体調管理も仕事のうちだろ?」
スタッフの一言。
ぐさ、と刺さる。
(迷惑、かけてるよな)
無理して笑う。
ちゃんと食べなきゃいけないのに、喉を通らない。
眠らなきゃいけないのに、眠れない。
日に日に頬がこけていく。
ある日のリハ。
立ち位置確認の最中、ふらっと視界が揺れた。
「あれ、舜太遅い」
「また?」
その“また”がきつい。
息が浅い。
身体が重い。
でも止まりたくない。
止まったら、ほんとに“使えない人”になる気がして。
「大丈夫、いけます」
声がかすれる。
そのまま踊り続ける。
視界の端が暗くなる。
耳鳴り。
汗が冷たい。
「……っ」
次の瞬間、床が近づいた。
ドサッ。
スタジオが一瞬静まる。
「は?」
「え、ちょ……」
舜太はうまく息が吸えなかった。
胸が苦しい。
熱いのか寒いのか分からない。
立ち上がろうとするけど、腕に力が入らない。
「……すみません、」
反射で謝る。
それが余計に空気を悪くする。
「ほらやっぱり」
誰かの小声。
それが聞こえてしまう。
(やっぱり、いらない?)
目の奥がじわっと熱くなる。
そのとき。
「黙れよ」
低い声。
空気が変わる。
柔太朗だった。
床にしゃがみ込み、舜太の肩を支える。
「立たなくていい」
「でも……」
「いいって言ってんの」
珍しく強い口調。
舜太の手は冷たいのに、体は熱い。
額に触れた柔太朗の眉が寄る。
「熱あるじゃん」
周りがざわつく。
「無理させすぎだろ」
別のメンバーも近づく。
「最近ずっと顔色悪かったよな?」
舜太は首を振る。
迷惑かけたくない。
嫌われたくない。
でも身体は正直だった。
また視界がぐらっとする。
「っ……」
息が荒くなる。
軽い過呼吸みたいに、呼吸が速くなる。
「ゆっくりでいい」
背中をさすられる。
「誰も怒ってないから」
その言葉に、涙が落ちる。
「……怒ってるじゃん」
震える声。
「俺のこと、足引っ張ってるって」
静まり返る。
誰も、すぐに否定できなかった。
その沈黙が、一番きつい。
柔太朗がぎゅっと舜太の手を握る。
「俺は思ってない」
はっきり。
「体弱いのはお前のせいじゃない」
周りも、やっと口を開く。
「気づけなくてごめん」
「無理してるの分かってたのに」
舜太はもう立てなかった。
担がれるみたいにして、控え室へ。
横になった途端、張り詰めてた糸が切れる。
ぽろぽろ涙が止まらない。
「嫌われたくない……」
本音が漏れる。
その小さな声に、全員の顔色が変わる。
「誰がそんなこと言った?」
守る側の顔になる。
「これ以上無理させない」
「仕事より身体だろ」
舜太はぼんやりした意識の中で、その声を聞いた。
まだ怖い。
でも、ひとりじゃない。
弱くなっていく自分を、必ずそばで抱いてくれる存在が近くにいる。
10個くらいストックあるから今日沢山だすね
(時間置いて)











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!