六年生_あなたの下の名前につきっきりで看病している善法寺伊作を除いた5人はある長屋に集まり、会議をしていた
その上に止まる鋭い瞳を持つ一匹の鷹
そしてその長屋の近くを、ピンクの衣を着た少女が歩いていた
スキップをしながら、狂気的な笑みを浮かべながら
________一度嗅いでしまえば正気を失うような匂いと共に
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私は可愛い女の子なの♡
男の子はみんな私の虜♡♡
とか言ってるけど、私実は42のれっきとしたおばさんなのよね
じゃあどうして私がこんな華のJKみたいな容姿で痛い女やってるかって?
それは私が13歳の頃まで遡る_____
私の家は呪術界でのいわゆる御三家の一つ・五条家の下っ端家の長女として産まれた
もう権力も力もないこの家は五条家系列から追放される寸前で、親は私にある期待をした
それは_五条家に嫁に行くこと
そうすればどんな家だって、力も持てるし上の階級へ行ける
それを親は望んでいた
そのために親はどんな手でも使った
とりわけ可愛い顔でもなく、平凡な親の顔から産まれた平凡の顔
まさに蛙の子は蛙である
そんな私を親は最高級の整形設備を整えたところへ連れていき、もう原型がわからないほど違う顔になった
でもそれはあとから聞いた話によると、五条家の御方の好みの顔に、とのことらしい
私は愛されたかった
外に出るたび、仲の良い親子を見るたび、私の中にどうしようもない感情が蓄積されたいった
そんな私に転機がやってきた
五条家次期当主様の婚約者を決める会が開かれたのだ
そこで私は運よく選ばれた
他に参加していた女の子たちからの嫉妬や憎悪は凄かったけど、やっと愛される、
私をいままで苦しめてきたあの感情はもう捨てられるんだ、ただただバカな私はそう考えていた
現実は違った
正式に正室となって五条家本邸に住んでからというもの、一度も彼に会うことはなかった
なんで?どうして??
こうゆうのは愛して愛されて、子供を作り、幸せな家庭を築くのではないの???
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
_________アイしてよッ
_________アイってなんだっけ?
そこからのことはもうほとんど覚えていない
数カ月後に私はやっと彼に合うことができた
でも彼が言った言葉は残酷なものだった
””少し遠い親戚で何百年ぶりに六眼と無下限呪術の抱き合わせが産まれた””
””そいつが必ず次期当主になれるよう、俺とお前の間に養子として入れる””
””異論はないな””
息ができなかった
私は捨てられるの?
多分2,3年経ったあたりに、「その男の子」はやってきた
側仕えであろう男の服の裾に捕まりながら
彼は白髪に蒼い目
どう見ても、私の子じゃない
私はこの子を育てられない
逃げるように引き籠もった
18歳のことだった
20歳になった時、私は精神の病気ということで病院に入れ込まれた
誰も見舞いになど来なかった
29になった頃、初めて「その男の子」がやってきた
彼はもう15らしい
来年からは高専に通うんだって
そして私にぽつりぽつりと話し始めた
もちろんガラス越しだけど
それもまた壮絶だった
””妹ができた、そいつは親父が花街でいつも通り産ませていた子のうちの一人だが術式が発覚して五条家に連れてこられた””
そっかずっと花街に行ってたんだ
その女の子はどんな容姿なんだろ
花街の子だからきっと美しいんだろうな
二度目の訪問客は42の時_ちょうど数ヶ月前
フードを被った男で顔はよく見えなかったけど、「その男の子」の同級生と言っていた
額に縫い目があったから怪我でもしてたのかな?
彼は私にある提案をした
””ここにいるのはもううんざりだろう?私についてくれば愛されるよ””
アイ
アイを知ることができるのかな
久しぶりに胸が高鳴った
躊躇なく彼の手を取った
程なくして私は過去に飛ばされた
でもそこではアイしたし、アイされた
これでいいのよ、ね?
________誰か助けてッ
彼女がいなくなった日、五条悟に行方不明書が届いた
いかがでしたか?
天女の過去出すのこんなに早い小説ないでしょ
結構迷ったけど、やっぱこれかな、ってなって
ここ3日更新できなかったのはずっと書いては消してを繰り返してました
皇くんのプロフ今回各予定だったけど、2000字超えちゃいそうだし、疲れたからまた今度にします!!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。