近づいて来た男に話し掛けてみよう。きっと何か、分かるはずだ〜!と思い、声を掛けた。
" 声がいい "
と咄嗟に声に出てしまった。
顔を見るとものすごく顔が赤かった。ニヤついているのだろうか。必死に手で口元を隠している。
とりあえず…
ですよね〜
さっきより更に顔が赤くなっているように思えた。「叶さんっぽい…」そんな考えが過ぎったが、"そんな事はない。推しが自分のことを監禁なんざする訳ない"と自分に言い聞かせていると少し沈黙が続いた。
なにか言おうとしているのだろうか?
口がぱくぱく開いている。
…可愛いな
俺は珍しく思ってしまった。
そこで俺は
眠気に襲われ、意識が途絶えてしまった
次起きたら、自分の家に帰ってることを願って_____















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。