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第10話

#8 契約2
733
2021/07/04 04:00 更新
剛典side…
岩田剛典
俺の“血を…塗れ”……と?
HIRO
あぁ……
HIRO
そしたら君が“ここに居るか、居たくないか”がわかる……
岩田剛典
……
岩田剛典
(視線が…痛い……)
さっきから一向に見つめられているのがわかる……
もちろん“吸血鬼”達に……
“吸血鬼は血を飲む”のに何でわざわざ“血を見せなきゃならない”の?
岩田剛典
でも…どうやって……
血を濡れと言われても“どうやって血を出せばいい”のか分からない……
HIRO
はぁ…“直人”……
は〜い……
HIRO
剛典くんに“ナイフ”を渡してくれ……
分かりました〜……
岩田剛典
(な、ナイフ!?)
で、でもナイフだと血は出せるけど……
ん……?





てか……
岩田剛典
(血を出してHIROさんが持っている紙に血を塗ったら“契約する”ってことだよね?)
HIROさんは“塗ったらここに居るか、居たくないかがわかる”って言ってたけど本当はそんなことなくて……


契約は“ここに居る”と言う証拠になるんじゃあ……
岩田剛典
(だったら血を出さない方が……!)
そう考えているうちに目の前に“直人”と言う人が俺に“ナイフ”を差し出した……
はい……
岩田剛典
っ……
俺は“バレないよう”にナイフを受け取った……
岩田剛典
……
HIRO
それで血を出してこの紙に塗ってくれ……
岩田剛典
っ……!
俺はナイフを自分の腕に刺そうとした……

その時だった……
待て……!
岩田剛典
っ!?
俺は突然響いた声に驚き刺そうとしたナイフは腕をかすってしまった……
HIRO
なんだ…突然大声を出して……
HIROさん……
この子は“ここに居てはいけません”……!
HIRO
どう言うことだ?

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