剛典side…
俺は一気に顔が青ざめてしまった……
館には吸血鬼がいる……
ってなると電話してきたHIROさんって人は……
“吸血鬼”なんだ……!
会ってもないのに“吸血鬼と思うのも失礼だと思う”……
それに“優しそうな人”と言っても声だけで“顔が怖い人かもしれない”……
俺はさっきまでなんとも思っていなかったのに手が震え出した……
俺は震えている手を抑えて……ベットに倒れ込んだ……
時計を見るが……時計の針はあまり進んでおらず……今は15時15分ぐらいだった……
そう思った俺はそのまま眠りについた……
俺は目を擦りながら時計を見た……
急いで準備を済まし……俺は家を出た……
家を出て、森の方に行くと地図を頼りに歩いていたら……森の奥へと続く道があった……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。