第5話

 # 005
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2025/08/30 12:00 更新


 





 
N .
N .
 おーい! 
 ✗ ✗ ✗ ~ 





ないこさんが そう叫ぶ



すると、美術室の真ん中で絵を描いていた人が振り返った



直感的にわかった



生きてない



この世の住人ではない、と



振り返った彼は、めんどくさそうに手を止めた





 
__
 今、絵を描いてたんだけど ... 


 
N .
N .
 でもさ ~
 ちょっと用事があったんだよ 


 
N .
N .
 ほら、そこの人間が 





すると彼は、俺のほうを向いた



彼は 俺のコトをじっくりと見た後、絵を描くのに戻った





 
__
 ・ ・ ・  めんどくさい 


 
__
 それに 


 
__
 彼には が感じられない 





ないこさんも



「 そうだけどさ ~ 」



と笑みを浮かべる



彼が言っていた というものは



俺になにか必要なものなのだろうか





 
__
 ・ ・ ・  で、君の名前は? 





彼は 俺に そう質問した



絵を描き続けながら、こっちを見向きもせずに





 
L .
L .
 あ、桃瀬藍です 


 
L .
L .
 六奏学園で生徒会長を務めてて ... 





そういうと、彼はもう一度手を止めた



そして、俺の方を向いてじっと見つめた





 
__
 ふぅん ... 


 
__
 俺の正体
 わかってて来たの? 





唐突に質問してきた



え、確か ...





 
L .
L .
 は、はい! 


 
L .
L .
 《 美術室の一匹狼 》 ですよね ... ? 





そう言うと、ないこさんの方に一瞬視線を向けた



え、間違ってたかな ... ?





 
__
 うん、そうだよ 


 
__
 こいつに教えてもらったの? 





え、こいつって ...





 
N .
N .
 らん裙 戸惑ってるって ~ 


 
__
 あ、ごめんね 





素直に謝ってくれた ...



怖いと思ってたけど、本当はいい子なのかもしれない



そう思っていると 彼は、椅子から降りて 俺の目の前までやってきた





 
__
 改めて 


 
__
 六不思議が一番目 


 
__
 《 美術室の一匹狼 》 


 
L .
L .
 りうら、です 


 
L .
L .
 よろしくね、らん裙 ♪ 





赤色ポンパの髪をした彼



否、りうらさんは



笑顔で自己紹介をした





 


 

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