ここの近く…とある施設があった…、
この施設は、子供を預かり…育てるといった施設らしいが…、
教育委員会の件などがあったので、正直俺らは黒とみていた…。
でも、根拠も何もなしに言いつけるのはよくないので、警察委員会の会長…、仏渦さんの提案、誰か一人がこの施設に足を踏み込むという作戦を立てた…、
それは良い、別に良いんだが……、
なんで………、
うぃー…めんどくせぇ…、
全部聞こえるっつうの…
安心しろ、全然怖くねぇから☆
まぁ、なんやかんやあったが……。
良いな、面白そうな奴らがいっぱいいる…、
その時、一人で過ごしている少女にあった…。
その子は、びっくりしたような反応をした。
その子の名前は、‟無能”らしい…、
…は?ネーミングセンスなさ過ぎだr((
俺は、この子にあだ名をつけた。
むぅ……、自分では気に入ったあだ名だ…、
俺は、むぅと友達になった…。
むぅは天然なのか、すぐ体中が傷だらけになったりしていた…。
まぁ、なんですぐ傷だらけになる理由を知るのも遅くはなかった…。
むぅは、いじめられていた…、
刹那と春とは、結構仲も良くてほとんどの性格は知ったが…、こんな一面があると知って、ちょっと意外だった。
その時、昔の記憶を思い出した……、
俺は、拷問をしてた…。罪のない人を…、苦しめていた…、傷つけていた…。
もうやめたけど……、今でも思い出す、夢に出てくる……それが恐怖で仕方なかった……。
そして、俺は思った…、それを知ってるのは俺だけ……、だから、こいつらの気持ちを知ってるのも俺だけ…。
俺は、自分の感じたことを思い出しながら話した……。
夜中、目を覚ました……。
なぜかわからないけど…眠れない……、目的のためにも、俺は施設内を探索した……。
その時、
むぅが、廊下でうずくまっていた…。
隣には吐いた後…、体調でも悪いのかな?
彼女に話しかけてみても、むぅはしゃべれる状態じゃなかった…。
その時俺は気づいた…、
俺は、とりあえず吐いたところを掃除した。
ちょっとした時…、彼女は話してくれた。
そして……、
この施設は黒だという事がハッキリした…。
俺は、心の中でむぅにそう言った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。