第30話
ここが........
学校に地下があるなんて.........
秘密基地みたいだね、フィンくん
う、うん.........
........(緊張感持とうよ........)
緊張感ねぇこと言うんじゃねぇぞ!殺すぞッ!
...........ごめん(シュン
え........嫌.......そこまで.......
なんかごめん
........先を急ぐよ、3人共
おう
うすっ
う、うん
コツコツ
敵が根城にするくらいだ
何かと都合がいい場所だろう
!おい!奥に明かりがあるぞッ!
本当だ、行ってみよう
タッタッタッ
.........これは
闘技場のようだな
(古いな.......結構昔ってことか)
なんだ.........ここ
ワンテンポ遅い
せぇーかい
!
すると目の前に緑の炎が現れてその中から........前髪を弄っている赤髪の男が出てきた
ここは大昔の闘技場だよ
今の先生達は誰も知らないと思うけどね
........貴様、七魔牙か?
いや、違うよ
僕は第三魔牙に頼まれて居るのさ
(前髪弄りすぎだろ)
........君たちのような侵入者を排除するためにね
少し苦手なタイプかもしれない
(それ言っちゃう?)
.......ねぇ、そこの君
(誰のこと?)
そこの君だよ、変なヘアバンドしてるやつの後ろの君
(私じゃん)
何?
君、アベル様の命令を受けて破ったみたいだね
まぁ........やる気なかったし
なんで?
いや.........彼のために頑張ってコイン集めとか嫌だから
..........アベル様は神覚者にふさわしい人だ
そんな方から命令されるなんて光栄な事だよ
(それはレアンだからでしょ)
僕はね.........そんな人が嫌いなんだよね
それが女の子でもね
..........奇遇だね
私もあなたが苦手だよ
.........さぁ!先に進みたければ
僕とコインを賭けて勝負をしよう
.......まぁ、通す気はないけど
.........
........
あなたとシュテンがお互い杖を構えた瞬間
待て、俺が行く
!ドット?
........俺はよ、ツラがいいやつが死ぬ程嫌いなんだよ
そうか
頑張って
が、頑張って.......
........
(普通にカッコイイって思っちゃったよ、一瞬だけ)
.......残念だな、僕はそこの子とやりたかったのに
(一本線のお前が私に勝てるわけがないだろう)
.......てめぇ、あれだろ
ん?
ファンクラブとかあるだろう
........あるけど、何?
嫉妬が始まりそう
ああ
絶対、そうだよ
ファンクラブって何?
あなた、少し黙っていろ
キラキラした日常を送ってる奴はァ........殺すッ!!
やっぱり
清々しい程の僻みだよ
悲しい生き物だな
レアンの人見る目ないな
だから、お前は静かにしてろ、リズムが崩れる
(なんで?)
え、何?イケてる僕への嫉妬?
そぉぉぉだけどぉぉぉぉ!?!?!?💢💢💢
嫉妬でもなんでもしてなよ
........まぁ、顔も頭もイケてない君に負けるつもりは無いから
(すごく言われてんじゃん、ドット)
.......私はドット派だなー
........💢💢💢💢
ごめんなさい.........黙ってます
ああ、そうしててくれ
.........(シュン
(あなたちゃん.........何も言えなくてごめん)
慰めなくていいよ、フィンくん
え!?なんで分かったの!?
え
え
........まじでそう思ってたの?
う、うん.........
.......私、もしかして心読める!?(ドゴッ
い"でっ........!?
〜〜ッッ!!
何回も同じことを言わせるな
........すみません
(い、痛そうー.........)
大丈夫?
うん........何とか
........次、騒いだら床に埋めるならな
うすっ
(後ろがうるせぇ........あと、あなたちゃんを殴るな、殺すッ!)
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹
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編集部コメント
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