第9話

Episode8
95
2025/12/24 09:00 更新




好きだよ。



君が好きだよ。



ずーっとずっと、大好きだよ。




そばにいてね。


そばにいるよ。




だから。




















もう、泣かないで。




















君の笑顔が好き。

あったかい声が好き。

優しいところが好き。

揺れる髪も、柔らかい肌も、伏せた目も、僕を救ってくれた手も、全部好き。

周りをよく見てるところが好き。

隣にいてくれたところが好き。




ずっと隣にいてほしいくらい、好き。








だから。








きっともう、隣にはいられない俺なんか。






___________________________








       「忘れていいんだよ」







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苦しい。




嫌いになんてなれるわけないのに。



ずっと好きだったんだ。




なのに。





なんで。














君はいつも、僕を救ってくれた。










僕は、まだ、何も返せてないのに。








勝手に人を救っておいて、勝手に居なくなるなんて。










君は本当に、どこまでも優しい。










だけど、優しくない僕には許せないんだ。









僕は君の後ろ姿を見てたわけじゃない。





僕は、君の隣がよかった。









ずっと、ただ、君のことだけを見てた。
















___________________________






     君が、 大好きだった。





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莉犬
好きだよ、るぅちゃん
莉犬
ずっと、ずーっと、大好きだよ。






莉犬
好きな人には、幸せになってほしいから。
莉犬
だから。
莉犬
“大丈夫だよ”
るぅと
⋯っ




どんな言葉もいらない。



僕はただ、莉犬の隣に居たかった。





僕が欲しいのは、そんな言葉じゃない。


それが分からない莉犬じゃない。






全部、僕のための言葉だ。







莉犬の言葉で、諦めそうになる僕のための。





るぅと
⋯莉犬は
るぅと
約束、忘れた、の⋯?
 

莉犬がハッと目を見開いた。



いつだったか思い出せないほど昔。


莉犬とした約束。
 
るぅと
⋯“1人にしない”
莉犬
⋯っ



莉犬は疲れたように口角を上げた。





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      「ずっと、そばにいる!」









_____約束だよ!







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莉犬
⋯ごめんね
るぅと
莉犬⋯っ嫌だ⋯!やめてよ⋯!
るぅと
ごめん⋯助けられなくて、ごめん⋯っ
莉犬が辛い思いしてたこと知ってるのに、何もできなかった。僕はただ逃げてただけで、だからっ⋯!
るぅと
嫌だよ⋯!これで終わりなんて嫌だ⋯!





るぅと
死なないで、莉犬
莉犬
⋯っう⋯っ




莉犬がその場に崩れ落ちる。
握ったままの手は開かれない。




莉犬
⋯っぁ、ぅっく⋯っ



泣きじゃくる莉犬。



子供みたいに、感情をさらけ出して、莉犬はただ涙を流していた。



滲む世界で、僕らはひとりぼっちだった。



莉犬
⋯怖い⋯
莉犬
死にたくない、生きたい⋯っ
るぅと
⋯り、ぬ⋯
莉犬
嫌だ、嫌だ、嫌だ⋯!
るぅちゃんと一緒にいたい⋯!一人になんかさせたくない⋯!
るぅと
⋯う、ん⋯




ずっと一緒に居たからかな。







皮肉なことに、僕は莉犬の感情が痛いくらいにわかってしまう。
 




莉犬
るぅちゃんと、生きたかった⋯
 








だから。









莉犬
っありがとう






るぅと
⋯あ⋯



莉犬
るぅちゃんがいるから、ここまで歩いてこれた。
莉犬
るぅちゃんが今まで傍にいたから。


莉犬
ここまで、これたんだ。




るぅと
⋯っりいぬ⋯!





莉犬
だからさ、もういいよ、るぅちゃん

莉犬
もう、いいよ























莉犬
死ぬのは、俺一人でいいよ




























_____そして、君は首を切った。




いつだったかな。君とこんな映画を観たような気がする。



あの時、僕らは感動して泣いたっけ。














白昼夢を見ているみたいだった。





目の前で起こることが全てスローモーションに見えて、霞む視界で、僕はそれでも目を逸らせなかった。





こんなの、まるで悪夢だ。






いや、夢ならどれほど良かったか。














莉犬は、いなくなった。

 



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次に目を開いたとき、僕は独りだった。





痛いくらいの静寂が、僕を責め続けていた。



サイレンの音が聞こえて、誰が僕たちに気づいたのだろうと頭の隅でぼんやり考える。









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気づけば僕は狭い薄暗い部屋に居て、たくさんの大人たちに囲まれていた。



僕の目は確かにそれを映しているはずなのに、人だとわかるその顔は真っ黒に塗りつぶされていた。

僕の耳は確かに言葉を受け取っているはずなのに、僕の頭にはどんな言葉も届かなかった。









たくさんの好奇の目、僕を咎める目、怯える目。













僕は、その中に君の影を探す。







君は見つからない。








君だけが、どこにもいない。








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蝉の声は止まない。



莉犬をを殺した残酷な夏は、僕までを連れ去っていく。
















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そら
そら
こんにちは〜
そら
そら
⋯いや、ついに!ですよ!(頑張った)


そら
そら
本当にクライマックスの余韻を壊したいわけではないんですよはい。
そら
そら
えっと!今日は!お知らせがありまして!
そら
そら
はい、えー2026年1月1日〜1月5日の5日間、毎日投稿したいと思いまーす!
そら
そら
⋯はい、あの、正直全く進んでないけど
そら
そら
できるかできないかは私次第です( ・´ー・`)どや
そら
そら
最悪なくなるかもしれんw
そら
そら
あと、イラスト部屋の開設を予定してます
 



そら
そら
⋯です!
そら
そら
あの、イラストリクエスト待ってまーす
そら
そら
あ、あとリレーに関してはイラスト部屋の方でやると思います。はいちゃんとやるので。
そら
そら
黒歴史暴露がかかってるんだ⋯!
そら
そら
まあ私は日々を素直に生きてるから黒歴史とかないけどね☆((は?
そら
そら
⋯心当たりしかないんだよねうん




まあひとまず



そら
そら
𝐌𝐞𝐫𝐫𝐲 𝐂𝐡𝐫𝐢𝐬𝐭𝐦𝐚𝐬𐂂𖠰





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