時音はすぐに周りを見渡し、シェフがその場にいないことを確認し、慎重に周りを探索し始めた
壁などを見ていると、壁の端に赤い絵の具のようなことに気づいた
だが…それはすぐに血だと気づいた
そこである一つの考えに辿り着いた
急いで、このホテルについて調べていると、一つの記事に目がいった
その記事はこのホテルに入った者は二度と戻らないことだった
警察や市、都道府県、ましてや国が調べても証拠どころか何もわからず、人だけが消えていった
ついに、半年前に捜査は打ち切りになったそうだ
その説を考えた時音はゾッとし、同時にカツカツと足音が聞こえた
シェフがきたと思い、急いで席に戻った
シェフの綺麗な翡翠の瞳の奥には疑いの色があった
シェフは頷くと時音はレストランから出て、エレベーターで2階に出た
それから一階の入り口の窓を割り、外に出た
ベルマンがなんか言っていたきがしたがそんなのは気にせずにいった
外に出た時音は心底驚いた
なぜならば、朝はひどい大雨と言われており、部屋の窓から見ても大雨だと思っていたのだが
今は雨が降っていたのが嘘かのように晴れていた
そして、あの時、ベルマン…成華が言っていたのは?












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。