第301話

Episode298…それぞれの道
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2026/02/27 11:00 更新
♯月島side


試合前のウォーミングアップが始まって

少し経つと

北原さんと観ていたはずの

あなたの姿が消えていた。

トイレにでも行ったのだろう…と思ったいたけど

試合開始5分前になっても戻ってこない。



嫌な予感がした___



試合が始まる寸前に見たら

北原さんの横に戻っていて

なんか…腕を気にしているようだった。

僕と目が合うと

笑顔を見せ小さく手を振っていたけど

今は余計なことは考えないようにと

目を逸らした。




♯あなたside



黒尾さんに再会して

あたしは動揺していた。


黒尾さんは相変わらず素敵で

久々に聞くあの声が

あの話し方が

あの香りが

あたしをあの頃の気持ちに

引き寄せようとする。



黒尾さんに掴まれた腕が熱いし

まだ心臓がドキドキしてる…



はぁ。。

落ち着け、あたし…

これは一時的な感情で

黒尾さんには彼女がいる。

今は試合と受験に集中するんだ!

…と、自分に言い聞かせる。


コートに視線を向けると

月島くんと目が合ったので

小さく手を振ったけど

無視された。泣

相変わらずの塩対応に

あたしも少し冷静になれた気がする。

試合は勝って

準決勝に進んだけど

井闥山学院に負けて

ベスト4で敗退した。


これにて

3年のあたし達は部活を引退した____




春高から戻った次の日___



部活は休みだったけど

放課後、何となく体育館に来た。

あなた
え…

翔陽と影山くんがバレーしていた。
日向 翔陽
あ、あなただ!
影山 飛雄
おう。
あなた
今日、部活休みでしょ。
てか、うちら引退したし。
日向 翔陽
そんなこと言って
あなたも来てんじゃん!笑
あなた
そうだけど…笑
引退した実感ないし。
日向 翔陽
そう、それな!
影山 飛雄
俺は、毎日バレーしねぇと落ちつかねぇ。
あなた
2人はバレー続けるんだもんね。
翔陽も影山くんも卒業しても友達でいてね。
日向 翔陽
当たり前だろ!
影山 飛雄
たまには試合観に来いよ。
あなた
え?いいの?絶対行く!

3人で談笑していると

ガラッと体育館の扉が開く。
月島 蛍
やっぱりここにいた…
あなた
月島くん!
月島 蛍
ほら、早く図書室行くよ。
あなた
は〜い。

そう言って

月島くんの元へ向かう。

今日は

月島くんが委員会の仕事の日で

終わった後に

山口くんと仁花も一緒に

勉強する約束をしていた。


そんな感じで

あたし達は

平日は学校で

土日は図書館で

一緒に受験勉強をした。


そして

2月の終わり、、、

あたし達はみんな第一志望の大学に受かった。

(※みんな別々の大学)

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