大会の前々日の夜の出発___
1年の時はインフルエンザになって
みんなと一緒に春高に行けなくて
自宅療養期間を経て
お父さんに付き添ってもらって
3回戦から観戦した。
今回は
体調管理も気を付けて
万全な状態でみんなと一緒に行ける。
この夜に出発するバスの感じも懐かしい。
でも
これがあたし達3年にとっては最後。
勝っても負けても
この大会が終われば引退する。
荷物を積んでバスに乗る。
北原さんに誘われる。
と言ったものの…
席を探していると
突然腕を引かれて座らされる。
振り返ると、そこには月島くん。
そう言って
北原さんは言ってしまった。
月島くんは
あたしを窓側の席に座らせる。
あたし達を見て
他の1・2年生が
「あの月島さんが!?」的な感じで
ザワついているのがわかる。
【谷地&北原の会話】













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!