第278話

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2026/08/15 09:00 更新
あの日から、数日が経った。

仕事の休憩中、私はスマホに届いた通知に気づいた。

画面を開くと――
『出久くんに気持ち伝えられた!』

そして、その下にもう一件。

『あと……お付き合いする事になりました!』
夜凪 あなた
ふふっ良かったねお茶子ちゃん


二人がようやく自分たちの気持ちを伝え合えたことが嬉しかった。

















それからまた、数ヶ月が経ったある日。

家でゆっくりしていると、スマホが鳴った。

お茶子ちゃんからだった。
『今度、ダブルデートせぇへん?』
夜凪 あなた
……ん?
夜凪 あなた
ねぇねぇ勝己
爆豪 勝己
あ?
夜凪 あなた
ダブルデートってなに?
爆豪 勝己
付き合ってる奴ら2組で出かけることだろ
夜凪 あなた
あ、だからダブルね
爆豪 勝己
そこからかよ
夜凪 あなた
お茶子ちゃんからダブルデートに誘われたよ?
爆豪 勝己
は?
夜凪 あなた
でも、私達……付き合ってるというより夫婦だけど、良いのかな?
爆豪 勝己
そこは何でもいいんじゃねぇの
夜凪 あなた
そっか
爆豪 勝己
つぅか、出久達とダブルデートとか鳥肌もんだぞ
夜凪 あなた
えぇ… 4人で遊ぶって考えたら楽しそうじゃない?
爆豪 勝己
……そうかぁ…?


勝己は明らかに怪訝そうな顔をした。


夜凪 あなた
いつ行こうかね
爆豪 勝己
俺はまだ行くなんて言ってねぇぞ
夜凪 あなた
…………なら
夜凪 あなた
切島くんか上鳴くん誘おうかな
爆豪 勝己
は?
爆豪 勝己
何拗ねてんだよ……
夜凪 あなた
別に拗ねてない
爆豪 勝己
なら堂々と浮気発言か
夜凪 あなた
だって一緒に行ってくれないから
爆豪 勝己
それを浮気かって聞いてんだよ
夜凪 あなた
友達だけど……あれ、それじゃあダブルデートにならない…?
爆豪 勝己
…………はぁ
爆豪 勝己
日程決まったら教えろ
夜凪 あなた
いいの?
爆豪 勝己
浮気されちゃあ困るからな
夜凪 あなた
ふふっ、ありがとう


お礼を言うと、勝己も呆れたかの様に笑ってくれた


夜凪 あなた
楽しみだね
爆豪 勝己
……そうだな


今度の四人のお出掛けは――

きっと、昔とは少し違う景色になる。

そんな気がした。

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