第43話

Ep.42
537
2025/07/07 12:45 更新




大槻 拓也
あっ!そうだ!
森 愁斗
どうしたの?
大槻 拓也
俺、絶対愁斗に言いたかったことがあるだ!
森 愁斗
え…?



そう言って拓也は、とても嬉しそうな顔で俺のことを見た





大槻 拓也
しゅーと!






















大槻 拓也
『おかえり』












森 愁斗
っ…!!



森 愁斗
っ…なんだよ、それ…
大槻 拓也
ずっと伝えたかった。
伝えられないと思ってたから、言えて良かった…!
大槻 拓也
俺のノート最後まで見てくれたなら、分かるでしょ!俺が一番愁斗に伝えたかった言葉なんだよ?





知ってる




知ってるよ





けど、俺はまだ…











大槻 拓也
迷ってるの、?
森 愁斗
っ、!!




拓也には、俺の考えていることはお見通しだった







森 愁斗
……いい加減前を向かなきゃいけないことは分かってる。けど、やっぱりまだみんなに顔向けできる自信なくて…



拓也はみんなから愛されていた



その拓也の心臓を俺は受け継いで…。


みんなは、俺のことをどう思っているんだろ



ただ、今は不安しかなかった







大槻 拓也
…愁斗は、みんなのこと好き?
森 愁斗
…え、?
大槻 拓也
みんなのこと、大切?




急な拓也の質問に驚いた



けど、その質問の答えは決まってる




森 愁斗
大好きだよ。
みんなは何よりも大切な人達。






何ものにも変えられない、大切な存在



大槻 拓也
分かってるじゃんっ!
森 愁斗
でも、なんでそんな質問…
大槻 拓也
皆もそうだからだよ


森 愁斗
え、?


大槻 拓也
愁斗がみんなのこと大切なように、皆も愁斗のことが大好きで大切なんだよ
森 愁斗
っ…!
大槻 拓也
だから不安になる必要なんてないよ。愁斗がまたBUDDiiSに戻ってくることを1番に望んでるのはメンバーなんだから。
大槻 拓也
みんな、愁斗をずっと待ってる



優しく拓也はそう言った



拓也の言葉に、嘘偽りは感じられなかった




森 愁斗
おれ、BUDDiiSに戻っていい、?
大槻 拓也
当たり前じゃん!!
俺のノートにも書いてあったでしょ?BUDDiiSは10人でBUDDiiSなんだよ?1人も欠けちゃいけないんだから






BUDDiiSは、10人でBUDDiiS…



森 愁斗
…だったら、拓也もいなくちゃいけないじゃん、



BUDDiiSは1人も欠けちゃいけない




そう書いたのは誰でもない、拓也だ



だけど……





大槻 拓也
「その場に姿かたちが無くても、俺たちの心に居るならそれは絶対一緒にいると同じ」
森 愁斗
っ!!
大槻 拓也
俺は、ずっとBUDDiiSにいるよ。みんなの中に俺がいる限り、俺は永遠にBUDDiiSのメンバーなんだから
大槻 拓也
それに愁斗がBUDDiiSに戻ってくれなかったら、俺の伝言誰がしてくれるの??笑
森 愁斗
…クスッ…うん、そうだった



拓也の笑顔は、いつも俺を励ましてくれる


どんなにキツくても、苦しくても




いつでも拓也は俺に前を向かてくれた










もう下を向くのはやめよう





こんなんじゃ、誰も喜んでくれないから





森 愁斗
ありがと、拓也
森 愁斗
俺、もう下を向かない
みんなと一緒に前を向いていくよ
大槻 拓也
うん!!
ずっと応援してるよっ!




ずっと俺は拓也に助けられてきた




なにか、少しでも恩返しがしたい











森 愁斗
… ねえ、拓也。
これは俺の夢なんだよね、?
大槻 拓也
うんっ
森 愁斗
普通に考えたら、こんなこと有り得ない話じゃん?けど、実際俺は拓也とこうして夢の中でもしっかり話せている
大槻 拓也
うん、




森 愁斗
だったら、俺から拓也に有り得ないけど出来そうな提案してもいい?
大槻 拓也
提案…?






森 愁斗
拓也がもし良かったらなんだけど…。
あのさ______




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