第11話

10話
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2025/07/19 12:00 更新
マイキー
このたいやきの店、買収したから、欲しくなったらいつでも言え。
(なまえ)
あなた
はい。ありがとうございます。
マイキー
部屋はもう用意してある。
ここ反社なのに、そんな親切なんだ。
ウケる。
(なまえ)
あなた
ありがとうございます。
一応、感謝の意は表しておく。
怒らせて、お亡くなりとか嫌だしね。
マイキー
三途案内しておけ。
いばらく前から後ろに控えていた人を見る。
(なまえ)
あなた
(お姉さん!?)
髪の毛ツヤツヤだし、まつげ長いし、めっちゃかわいいんだけど!?
三途春千代
はい。
案内してもらってるのはいいんだけど、さっきからずっと沈黙が続いていて、少し気まずい。
(なまえ)
あなた
髪ツヤツヤですね。
私がそう言うと、三途さん?は階段を登る足を止めた。
(なまえ)
あなた
(私なんかやらかした!?)













三途side
マイキーから呼び出され、何事かと思って、走っていくと一人の女がいた。
後ろ姿だけ見た感じ、ちっこくて細かった。
三途春千代
(あんな女連れてきたって、すぐやられるぞ。)
マイキーから頼まれ、俺の名前が呼ばれたとき、そいつがこっちを向いた。
三途春千代
!!
目は少し垂れ目で、常にどこを見ているのだかわからない。
まるで抜け殻みたいな奴だった。
案内するときずっとそんなことを考えていた。
(なまえ)
あなた
髪ツヤツヤですね。
そいつが急に話した。
俺等にビビって話せないのかと思っていたが違った。
声も高くなく、落ち着く。
少し気に入らないところがあると言ったら、灰谷に少し似ているところだ。
俺はもうその瞬間から、そいつに恋をした。

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