あなたちゃんside
マリオもヨッシーも必死に私を引き留めようと言っていたが、やっぱり信用できない。
いつからだろうこんな風になったのは。
私はいつも可能性を信じて生き続けてきた。
でも今になって何故かもういっそ◯んでしまったほうが
早いんじゃないかと思ってしまう。
私の推しが目の前にいるのに◯んでしまおうと思うのはなんでなんだろう。
私は今まで彼らの前で過ごせたらなと何回も何回も思ってきた。
でもいざ前にいても結局こうなるんだな。
なんて最悪な人間なんだろう。
みんなそれを見抜いていたのかもしれない。
だからみんな嫌うんだ私のことを
でもマリオとヨッシーは違うと言っている。
もう普通がどんなことなのか全然わからない。
今起きていることが普通なのかおかしいことなのか。
誰か教えてくれよ。何が正解でなにが不正解なのか。
でも誰も何も教えてくれない。原因も何もかも残してくれない。
何もない状態でどうやって解決しろと言うんだ。
もはやもがき苦しんで◯ねと言っているようなものじゃんW
そんな風に思っていたその時。
ルイージは口を開けた。
ルイージ…
私は、◯ねと言うなら望み通りにしてやる!と半分やけくそ気味に思っていた。
でも…いきてみるか。
ルイージはそう言いながら笑っていた。
きっとこの先、三人がいれば大丈夫だろうな。
なんだか楽しみになってきたな。
〜to be continued〜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。