第9話

報告書9番 心が消えた日
157
2024/03/21 17:19
翌日…。


-????-




静かな部屋の中…





フォロワー2と、ガスターの声が響く。

フォロワー2
フォロワー2
…博士。
ガスター
ガスター
フォロワー2
フォロワー2
話は全部わかりました。
フォロワー2
フォロワー2
…俺は博士について行きます。
。。どんな…さいあくなことになっても。
ガスター
ガスター
…。
フォロワー2
フォロワー2
ただ…





フォロワー2
フォロワー2
博士は…。あの件だけは。
このままでいいんですか?
もう「血液」のこと…バレてるんすよ?
ガスター
ガスター



ガスター
ガスター
…ワタシは…。これでいいんだ。
何も言わないでくれ。
なんとか誤魔化すよ。
フォロワー2
フォロワー2
はあ…それ…。
嘘ついてまで隠すことですかね…。
フォロワー全員…大反対なんですけど。
フォロワー2
フォロワー2
…博士。
ガスター
ガスター
…なんだい。
フォロワー2
フォロワー2
正直サンズは、博士が思う以上に。
フォロワー2
フォロワー2
…博士のこと。大好きなんですよ。
ガスター
ガスター
フォロワー2
フォロワー2
博士の本当の気持ちが…。
たとえ弱い心でも。
それはサンズにとっての幸せです。
本当それぐらい好きですよ。
ガスター
ガスター
…。
ガスター
ガスター
…そう…か。
ガスター
ガスター








ガスター
ガスター
サンズは…受け入れてくれるだろうか。
ガスター
ガスター
フォロワー2
フォロワー2
…はい。そうに決まってますよ。
フォロワー2
フォロワー2
というか…そもそも博士を変えたのは…
ガスター
ガスター



ガスターは…手が震えている。
フォロワー2
フォロワー2
…怖いですか?
ガスター
ガスター
ガスター
ガスター
難しいね…
ワタシは…サンズに気持ちを…
本当の自分を…。感謝を…。
伝えたい。
ガスター
ガスター
でも…
ガスター
ガスター
…次第に怖くなっていった。
また…。本当の気持ちをぶつけて…
失ってしまったら…。
サンズを、また傷つけてしまったら…。
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
…俺がその立場だったら。
フォロワー2
フォロワー2
…言いますけどねえ。
フォロワー2
フォロワー2
博士は…博士です。
失うことなんてありません。
博士も…言ってたじゃないですか。
「後悔したくない」…って。
ガスター
ガスター
…!
フォロワー2
フォロワー2
…一緒にいたいって決めた…なら。
フォロワー2
フォロワー2
…最後まで…。いてやって下さいよ。
ガチャ



そう言い、フォロワー2は、ドアを開けて
出て行った。




ガチャン(閉まる音)







閉まる音の振動のように…
ガスターの心は揺れていた。

ガスター
ガスター
……





フォロワー2
フォロワー2





ガチャ






-治療室A-



フォロワー2が中に入ると、



そこには…。



サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)



先程まで眠っていたサンズが、
少し起き上がり、俯いてベッドに座っている。
フォロワー2
フォロワー2
…サンズっ!



フォロワー2はサンズの方へ駆け寄る…。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
あっ…フォロワー2。


サンズの頬には…







ポロポロ…






涙が溢れている。
フォロワー2
フォロワー2
…どうした?
フォロワー2
フォロワー2
サンズ…?
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…。
少し…夢見てさ。



きっと…
フォロワー2
フォロワー2
…サンズ。
フォロワー2
フォロワー2
安心しろよ。
…博士は…無事だから。




優しくフォロワー2が呟くと、
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…!!
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…。
…はぁ。
思わず…サンズは息を吐いた。






サンズは安堵した様子だ。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
フォロワー2
フォロワー2
バケモンだよな。
…まだ立てないけど、ピンピンしてる。
本来あのケガなら
…意識不明レベルだから。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
フォロワー2
フォロワー2
…でもサンズ。よく頑張ってくれたな。
フォロワー2
フォロワー2
…博士から聞いた。
サンズが守ってくれたって。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
フォロワー2
フォロワー2
 範囲データ…だっけ?
…それであそこまで動くのは、
到底無理だって博士言ってたぜ。
それに…。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
フォロワー2
フォロワー2
サンズが守ってくれていなかったら…
きっと博士は…ヤバかった。
…フォロワー2は息苦しそうに答えると…
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…俺じゃない…。
守ってくれたのは博士の方だ。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
俺が…。


サンズはとても辛そうに話す。




フォロワー2
フォロワー2




すると…


フォロワー2はサンズの肩をガシッと掴んだ。
フォロワー2
フォロワー2
そんなこと言って意味あんのか?
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…えっ。
フォロワー2
フォロワー2
…あーだこーだ言ったって…。
博士をお前が守ったことに変わりねえし
サンズを博士が守ったのも変わりねえ。
そうだろ?
フォロワー2
フォロワー2
“自己否定は何も変えない”。
わかったな?
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…!




これは、育て役のフォロワー2に…





小さい頃…。最初に言われた言葉だ。







…すっかり…忘れていた。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…フォロワー…2 。




サンズは、少し気が楽になったかのように…


サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…へへ。




微笑んでいた。
フォロワー2
フォロワー2
おいまてそこはしっかり
反省するとこだぞ一応さあ
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
へへ。。わかってるよ。



サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
ありがとうな。フォロワー2。
フォロワー2
フォロワー2
…ふん。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
あれ…



周りを見ると、…とても汚くなっている。


フォロワー2は掃除が苦手だ。

だが、しっかり必死に看病してくれていたことが
伺える。
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
うっせえ。
そりゃあ…まあ兄…?
みたいなもんだし…さ。




恥ずかしそうに尖った耳を赤くする。



何気に1番ツンデレなのは
フォロワー2…なのでは???






そんなことを思いながら、
サンズは頷いた。

サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…へへ。お兄ちゃん!
大好きお兄ちゃん!!
フォロワー2
フォロワー2
っ…!!
からかうな!!ぼけ!!!
でも…
サンズがとても楽しそうなのを見て…



フォロワー2自身も、…少し安心したようだ。
フォロワー2
フォロワー2
はあ。。
(博士の気持ちもわからなくない。)
フォロワー2
フォロワー2
(お前は…その笑顔は)











(絶対に…捨てちゃダメだからな。)





(…)








そんな言葉が、心の中で沈んでいた。




チリンチリン…



黒電話が鳴り響く。


ガチャ






グリルビー
グリルビー
…体調は。




その声は…




グリルビー。
ガスター
ガスター
ああ。万全だよ。
グリルビー
グリルビー
グリルビー
グリルビー
GPS、この時のためにつけていたのに、
どうして。
ガスター
ガスター
ワタシのミスだよ。
…”時空の歪み”を使ってくるとはね。
一瞬とはいえ…。
まともにGPSも動作しないだろう。
グリルビー
グリルビー
時空の歪み…。
ガスター
ガスター
でもこれで分かった…。
ニンゲンはやはり…
あの時空の歪みに少しでも対抗できる
物質が存在している。
グリルビー
グリルビー
それはまさか。
ガスター
ガスター
ワタシが小さい頃に見た…。あれは…
ニンゲンにしかない物質だろう。
グリルビー
グリルビー
ガスター
ガスター
まだ希望はある。
ガスター
ガスター
…それがあれば…
そして、あの事件も含めて。
グリルビー
グリルビー
もう一度言わせてもらう。
…本当に…。
ガスター
ガスター





ガスター
ガスター
…少しだけ。怖いと言う
感情も芽生えたよ。…でもね。
グリルビー
グリルビー
…。
ガスター
ガスター
…こんな私を笑わせてくれた…
あの子の為なら
グリルビー
グリルビー
ガスター
ガスター
例え…ワタシが…消えても。
あの子はきっと未来を担う。
そして笑っていける…はずだ。
グリルビー
グリルビー
…その代償も…
全て背負うことになったとしても…?
ガスター
ガスター
…。
ガスター
ガスター
ワタシが変えなければ…
いけないんだ。
ガスター
ガスター
… ワタシが補ってみせるんだ。
ガスター
ガスター
…絶対に。
グリルビー
グリルビー




ガスターの真剣な声に…
グリルビーは受話器を遠ざけながら…
グリルビー
グリルビー
…店でまた待っている。
と言い…



ガチャン。






受話器を置いた。
ガスター
ガスター
…。







ガスター
ガスター
…まだ時間はある。
ガスター
ガスター




「話さないからな。」




あの時のサンズの声が。。。





ガスターの頭から離れない。
ガスター
ガスター
…。




ガスター
ガスター
ごめんね。





すると、






ガチャン








ドアノブと音が。
ガスター
ガスター
誰だい?




ドアが開くと、そこには…
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…博士。
フォロワー2
フォロワー2
…。


サンズとフォロワー2が。
ガスター
ガスター


ガスター
ガスター
…サンズ。悪かったね。
ガスター
ガスター
いててて…
ガスターがベッドから起きあがろうと
した途端…
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…博士っ!!




ガスター
ガスター
…?



サンズは…ガスターを抱きしめれば…
泣き叫んでいた。


ガスター
ガスター



ガスターは、抱きしめようとする…


   



が…。。





ガスター
ガスター

(…わたしは…)



(あい…せな…い…?)










抱きしめることが…











で き な か っ た 。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…はか…せ?
ガスター
ガスター
いや…すまない。


ガスターは、サンズを離す。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…(この声…)
フォロワー2
フォロワー2
はかせ。。。




…。
しばらくして、
一旦サンズとフォロワー2は
部屋を出る。


ガチャン(ドアを閉める音)


フォロワー2
フォロワー2
…。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)



トコトコ




廊下を歩きながら、
フォロワー2はサンズに声をかける。
フォロワー2
フォロワー2
なあ。


サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…ん?
フォロワー2
フォロワー2
…聞かなかったのか?
「博士」の…
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…ええ…。
…いや聞ける感じじゃねーじゃん。
フォロワー2
フォロワー2
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
というか、どうせ…なんとなくだけど。
聞いてもいい訳するだけ。
フォロワー2
フォロワー2
…まあそうだろうな。



サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
なんか知ってるんだろ。
フォロワー2
フォロワー2
.




サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
お前が、フォロワーの中で1番いるんだろ。知らない訳がない。









すると、フォロワー2は手を挙げて、
笑って見せた。
フォロワー2
フォロワー2
…へへ。
残念だな。
フォロワー2
フォロワー2
…おれは悪いけど、
何も、本当に知らない。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
フォロワー2
フォロワー2
(ま、現には知らなかった…だけど)




フォロワー2
フォロワー2
ただ…。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…?
フォロワー2
フォロワー2
それが関係してるかはいなや…。
…少し昔話をしてやろう。



サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
昔話…?
フォロワー2
フォロワー2







フォロワー2
フォロワー2
なあ、お前の中で、「博士」ってなんだ。





…すると、サンズは即答で
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
「ダサい」
と答える。
フォロワー2
フォロワー2
いやまてわかるけど
そーじゃないシリアスこわれるやめい



フォロワー2は慌てながらツッコむ。
フォロワー2
フォロワー2
博士は、…いっつも、
元気だろ?
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…確かに。今も、
俺に冷たかった頃でも…。
博士は笑顔で笑ってるイメージしかない。




サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…あ、
サンズが、急に何かを思い出したように
声を出す。
フォロワー2
フォロワー2
…ん?
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
でも、そういえば今日…。
夢見たんだ。
フォロワー2
フォロワー2
ああ、さっきうなされてたやつ…?
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…声しか聞こえないんだけど。
博士とフォロワー2が会話してて…。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
でも…いつもと全然違う、
ウォーターウェルの時もそうだったけど、さっきみたいな…。
悲しそうな博士の声なんだ。
フォロワー2
フォロワー2
……ふーん…
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
内容は思い出せないけど、
博士が、
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
「この胸の暖かさは、
1番欲しかったもの」
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
って、博士が言ってて。
不思議なもんだよな。
フォロワー2
フォロワー2
…えっ、
(それは…)










すると、フォロワー2は、
サンズの肩にそっと触れる。
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
…。あとで研究室Bに来てくれるか。
…また話す。



そう言い残し、フォロワー2は
トコトコ歩いて行ってしまった。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
……?





-廊下-



トコトコ…
フォロワー2
フォロワー2
…(なんで…)



俯きながら歩いていると…










すると、何者かが横切る。
フォロワー2
フォロワー2





それは…



フォロワー1
フォロワー1
フォロワー2。




フォロワー1。
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー1
フォロワー1
…さっきの話、聞いてたけど。。
…いいの?
それにまさかだけど…。
フォロワー2
フォロワー2
げっ…きいてたのか。
しかもバレてるし…
フォロワー2
フォロワー2
…博士はあーだこーだ言ってるけど。
…この件は完全に博士の勝手だ。
だったらもうサンズに
近づかなければ済んだこと。
フォロワー1
フォロワー1
…まあ、そうだけど。



フォロワー1
フォロワー1
でも…博士。変わったよね。
いい意味でも、悪い意味でも。
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー1
フォロワー1
僕は、…止めないよ。
止める権利も僕には無いから。
フォロワー1
フォロワー1
…キャラ達のことも、
色々そこで言い訳できれば
それでいい。好都合だしね。
フォロワー2
フォロワー2
…ああ。
後からするつもりだ。
フォロワー1
フォロワー1
ただし、計画は絶対にダメだから。
フォロワー1
フォロワー1
それを知ったら、サンズは
きっと…






フォロワー2
フォロワー2
…ああ。わかってる。
フォロワー2
フォロワー2
…これは、この地底の世界の運命を…
変えるためでもあるし…




フォロワー2
フォロワー2
…きっと、
サンズの未来の為でも…あるんだ。
フォロワー1
フォロワー1
…父親としての覚悟…。
フォロワー2
フォロワー2
…だろうな。






フォロワー1
フォロワー1
フォロワー1
フォロワー1
正直ね。ボク。
…フォロワーとして考えちゃいけないこと…考えちゃうんだ。



フォロワー1が、不安そうに言葉をこぼす。
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー1
フォロワー1
…時空の歪み。
…これが一つの手がかりになって、
計画は徐々に進んでたみたいだけど、
フォロワー1
フォロワー1
博士がもう一つ…
見つけ出したいのは…。
フォロワー2
フォロワー2
…干渉する方法。
フォロワー1
フォロワー1




フォロワー1
フォロワー1
正直…見つからなければいい。
だなんて思っちゃうんだ。
フォロワー2
フォロワー2
…。
昔のお前なら考えられないこと
言いやがって。
フォロワー2
フォロワー2
人のこと言えねーじゃん。
フォロワー1
フォロワー1
フォロワー2
フォロワー2
でも、ま、みんな言わないだけで
フォロワー2
フォロワー2
…俺もそうだよ。
いや、誰だってそう思う。
フォロワー2
フォロワー2
博士だって…思ってる。
…ただ、もうこれしか
方法はないんだ。



フォロワー1
フォロワー1
フォロワー1
フォロワー1
…そうだよね。…。








フォロワー1
フォロワー1
…というか…思ったんだけど。
サンズのあの夢って。
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
…ああ。…きっと…あの時のだ。

「私は…」




フォロワー2の記憶の中から…



あの時の声が響く…





すると、フォロワー1はフォロワー2の背中を、



トンッ

と押す。
フォロワー1
フォロワー1
僕のあのデータ記録を使ってもいいよ。
博士にバレたら、
処分はボクも受けるから。




とつぶやいた。
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2
…へへっ。絶対嘘だな。
絶対逃げるくせに。


と言って微笑するとともに、



フォロワー2
フォロワー2
ありがとな。
と一言言って、フォロワー2は去った。


トコトコ…







…。
フォロワー1
フォロワー1
…。
フォロワー1
フォロワー1
はあ。
フォロワー1
フォロワー1
…いつかそうなったとしても、
きっと。
また帰ってこれる。





…こんな日常が。


フォロワー1は、胸を押さえながら、

一つ涙を落とす。





-研究室B-



ガチャ(ドアが開く音)
フォロワー2
フォロワー2
フォロワー2が入ると、


もう既にサンズは待っていた。
フォロワー2
フォロワー2
…はやいな。
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…もし手がかりがあるなら
越したことはない。
博士のあんな悲しい声も顔も
見たくねえしな。


サンズは真剣に見つめる。
フォロワー2
フォロワー2
…。






すると、フォロワー1はサンズに背を向ける。
フォロワー2
フォロワー2
…単刀直入に言う。




フォロワー2
フォロワー2
博士は…
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)





フォロワー2
フォロワー2









“心”自体…無かった。




サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…?





お し ま い

次回 報告書10番 「光と影」




せいさくしゃ アンテ
せいさくしゃ アンテ
どもども、せいさくしゃです。
せいさくしゃ アンテ
せいさくしゃ アンテ
今回もお楽しみいただけましたかね?
せいさくしゃ アンテ
せいさくしゃ アンテ
さて、この間のアンケートの結果。
せいさくしゃ アンテ
せいさくしゃ アンテ
こんな感じでした。
たくさんの投票ありがとうございました。
ガスター
ガスター
ふふ…生きてるよ。
みんな…。ありがたいねえ。。
ガスター
ガスター
ただ…。
…殴られたい蹴られたい…
「なんか凄いビーム」浴びたい…。。
ドMだらけだねえ♡
ガスター
ガスター
仕方ない!!!!
みんな受けてたとう!!!
ふふははははh
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
てかまて。。。
サンズとXXXXXXって…
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
…!!!!
ガスター
ガスター
あれ〜照れてるのかいサンズ〜???
サンズ(研究所時代)
サンズ(研究所時代)
あ””””????
ガスター
ガスター
あまってまってうそだってからかっただけじゃん





バコン(殴る音)
せいさくしゃ アンテ
せいさくしゃ アンテ
今回、投稿がとてつもなく遅れてしまい、
申し訳ありません。
これからもどんどん上げていくつもりなので、
どうかよろしくお願いしますね。
せいさくしゃ アンテ
せいさくしゃ アンテ
では、また次回。
ガスター
ガスター
だれか…たすけ…てえええ
サンズ
サンズ
絶対ゆるすかよ…



バコン×∞(殴る音)

プリ小説オーディオドラマ