ついに始まった学園祭
校舎はいつものカッコいい姿とはかわり、楽しい雰囲気が溢れ出ていた
はしゃぎにはしゃいでいる私たち
でも心の裏側では胸が嫌にドキドキしてて足から筋肉が落ちている感覚に陥る
気付かないふりをしなきゃ。今日だけは
今日が終わったら、私は
衣装を纏った私を奮い立たせるように背中をバシッと叩いた三奈ちゃん
あと30分でライブが始まる
あと9時間もあれば、学園祭が終わる
呼吸を整えて舞台裏にたった
あとは出し切るだけ、楽しく、笑顔で
ここで交わした拳同士は、一生忘れないだろう
凛としたその声で、私たちはステージに立った
じろちゃんのよろしくお願いしますという声で、会場がわっと盛り上がった
キラキラな証明
みんなの笑顔
ドクドクと高まる心臓
まだ、学園祭は始まったばかり
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。