第121話

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2023/05/14 10:53 更新
唯月 あなた
う、うぁ…




ついに始まった学園祭



校舎はいつものカッコいい姿とはかわり、楽しい雰囲気が溢れ出ていた






唯月 あなた
すごーい!!!
上鳴電気
いやまじで楽しもうぜ!?




はしゃぎにはしゃいでいる私たち




でも心の裏側では胸が嫌にドキドキしてて足から筋肉が落ちている感覚に陥る



気付かないふりをしなきゃ。今日だけは



今日が終わったら、私は









芦戸 三奈
芦戸 三奈
…〜〜もう!シャキッとしろ唯月!!
唯月 あなた
うわっ!?
芦戸 三奈
ダンス、やるんでしょ?!
唯月 あなた
!!!





衣装を纏った私を奮い立たせるように背中をバシッと叩いた三奈ちゃん








唯月 あなた
うん、やるよ、私




あと30分でライブが始まる





あと9時間もあれば、学園祭が終わる






呼吸を整えて舞台裏にたった








あとは出し切るだけ、楽しく、笑顔で












爆豪 勝己
俺ァお前には負けねぇぞ
唯月 あなた
かっちゃん…?
上鳴電気
楽しもーぜあなた
上鳴電気
とか言ってる俺が緊張しててどーすんだって話だけどな!
唯月 あなた
電気…




唯月 あなた
最後になるかもしれないけど
最後まで私と一緒に地獄に堕ちてね
上鳴電気
地獄?
上鳴電気
天国の間違えだろ




ここで交わした拳同士は、一生忘れないだろう






耳郎 響香
始まるよ





凛としたその声で、私たちはステージに立った







じろちゃんのよろしくお願いしますという声で、会場がわっと盛り上がった





キラキラな証明




みんなの笑顔




ドクドクと高まる心臓










唯月 あなた
( 出し切れ )
唯月 あなた
( これが最後なら )
唯月 あなた
( やり切れ!!! )






まだ、学園祭は始まったばかり









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