外をフラフラ歩いて1時間くらいたった時
辺りに人はもう居なくなっていた
スマホを持っていないから分からないけど、そんなに深夜なのか、今。と思い返した
補導されるのも面倒くさいのでそろそろ寮に戻ることにした
10月の夜は冷える
学園祭であの熱い想いをしたのとは裏腹に、心の底から冷えていくような感覚
寮のあかりももう消えていた
もう、私はここから_________
この共有ルームのソファーでは
みんなで座って映画見たり
女子バナで盛り上がりすぎて飛び跳ねてたら「埃舞うだろ!」ってかっちゃんに怒られたり
このお風呂では限界まで湯船浸かって死にそうになって、結局風呂出たら轟さんに氷で冷ましてもらって
この長い廊下では派閥といきなり鬼ごっこして、バカほど笑ったり
この私の部屋では、朝日が昇るまでゲームして、笑って叫んで、笑って
笑って
わらって
この生活が偽物?仮面を被った私?
違うよ。
本当はずっと楽しくて幸せで
大好きだったんだよ
ドアを開けっぱなしでうずくまってたら、廊下から声がした
その声の主はズカズカと私の部屋に入って来た
そして
私の手を掴んだ
ぐんっと手を引っ張って私を外に連れ出す
いつだって
助けてくれたのはこの4人だった
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投稿まで随分間が空いてしまってすみません💦













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。