※目ドアップ注意
お姉ちゃんに強く当たり始めたのは
私が腕に傷をつけてからの事だった。
あの日から、ずっと長袖で過ごしている
あの頃の私はお姉ちゃんに強く当たる気なんかなかった
けれど…
お母さんにこう言われたのが、この未来の始まりだったんだと思う
“あなたの下の名前なんかに構わないで
クズが映るでしょう?”
あの頃の私はお姉ちゃんと喋っちゃダメって言われてるだけだと思ってた
単なる冗談だと思っていた
お母さんを無視してお姉ちゃんと話し続けた
だけど、ある日ママはわたしを強く怒鳴りつけた
これに快感を覚え始めたのは小学校6年生の時
お母さんにいいつけて、お姉ちゃんを悪者に仕立て上げる
この方法が1番面白かった♡
その心境もまた最近変わってきた
ゆあんくんと会ってからかなぁ~·····
私って今何がしたいんだろ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!