今回からjp様の妹の名前をつけさせていただきます!
名前なしだとどうしても呼びかける時に違和感があったので…
把握よろしくお願いします🙇
名前→緑谷 みどり
そこには何とあの時モンスターによって殺されてしまった
お母さんとみどりの姿があった
そして2人は俺の声に気づき、振り返った
どっか…?
別に俺は自分から行ったわけじゃ…
まあでも7歳だとそう思ってしまうこともあるのかもしれない
会話に違和感を覚えつつもそこまで深くは気に留めず簡単に受け流した
その後いつの間にか家についていた
2人に会えた嬉しさで頭が機能していなかったのだろう
久しぶりに見た玄関
懐かしいこの優しい匂い
気づいたら目から涙がこぼれ落ちていた
あぁ、『幸せ』だな…
いや、本来これがあるまじき姿なのかもしれない
きっとあの経験は全て〝悪夢″だったのだ
ゴシゴシと涙を拭き2人にもう見せることのないだろうと思っていた笑顔を見せる
確かに全身が筋肉痛のようになっている
なんでこんなに全身筋肉痛なのだろうか?
何かあるはずなのに思い出せない
思い出せない…
オモイダセナイ…
でもいいや
そんなことは今の俺には関係ない
確か、階段を登って1番手前にある部屋だった気がする…
玄関から目を閉じながらでも部屋にこれたこの俺だきっと大丈夫!
ガチャ🚪
するとそこには部屋一面に動物の人形が置いてある
みどりの部屋だった
部屋に入ってるところみどりに見られたら
絶対に終わる…
息を殺して足音を立てずに部屋から出ようとした
しかしその時運悪くみどりにがっつり見られてしまった
みどりが笑みを浮かべながらこちらに近づいてくる
でもそれとは裏腹に目は笑っていない
俺の腕や脚には引っ掻かれた傷、頭には大きなタンコブがあった
それにしてもこれやばすぎる…
みどりって前世ごりr(((
幸いその後みどりに教えてもらったから部屋には来れた
おっかしいな〜、俺の部屋ってほんとにここだっけ?
俺の記憶だと今のみどりの部屋の位置だったんだけど…
まあ、疲れてるのかもな
そんなことを思っていると下から
「ご飯よ〜」
とお母さんの声が聞こえてきた
ん?久しぶり?
お母さんのご飯は毎日のように食べてるのに何でそんな言葉が口から?
ま、考えてても仕方ない
さっさと下に行ってご飯食べよ〜
そこにはクリスマスで定番のチキンやオムライス、ハンバーグなどが机の上にズラリと並べられていた
俺の横ではみどりが目をキラキラとさせて料理を見ていた
…さっきとは全然違うな
バシッ
お母さんが目の前でハエを潰した
何かが俺の中で突っかかる…
前のお母さんは確か…
ある夏の日…
そんな他愛もない会話をしているとお母さんの腕に蚊が止まっているのが目に留まった
こんな感じでお母さんと言い争いするのは我が家の恒例行事だった
なのに今お母さんは俺の前で簡単にハエを潰した
躊躇う素振りも見せずに
…さっきからおかしな点が多い
どうゆうことだろうか……
考えろ、考えるんだ…
自分の記憶を掘り返していると
霧がかかったようにボヤッと曖昧な記憶があった
誰だ、この女の子
こんな桃色の髪の子知らない…
それなのに強い想いが俺の心を支配している
〝助けなきゃ″って
重心がふらついてッ、
頭が割れるように痛い…
2人がこっちに駆け寄ってくる…
でも今では
愛しの2人の声も
煩い雑音とでしか感じ取ることができなくなっていた
全ての記憶がフラッシュバックする
トルシェさんに助けてもらったことも
のあさんと出会ったことも
そして…
2人はもういないということも…
そう後ろを向きながら2人に告げる
だから2人の表情なんてわからない
2人の声色が一気に変わる
やっぱり、俺が愛した2人はもうここにはいない
それに俺はのあさんを助けないといけない
逃げよう、ここから____________

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。