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第3話

💎
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2026/02/13 06:24 更新



 文化祭まで残り1週間 …
 切羽詰まって来た空気を吹っ飛ばすように

 激しく、美しく舞う
.
 あなたさん … すごい綺麗 …  
.
 由奈葉さんもそれに合わせててとっても美しい …  
 
あなた
 由奈 ! もっと行けるよな ッ !? 
由奈葉
 あったりまえでしょッ ? くす 
 どれだけきつくても
 皆んなな記憶に残るような

 忘れられない、否 …

 忘れたくても忘れられないぐらいの印象を
 植え付けるくらい ッ
 音楽に合わせて楽しく美しく麗しく
 最後の2人の決めポーズは後ろの方を見ながら
 楽器たちを盛り上がらせる
 フィニッーシュ !!
 最後の合図がなり身体を硬直させる
 最後まで、身体を壊さないように
 繊細に _________________ ッ











 1週間もあったはずなのに気づけば本番
 最後に本番前の掛け声をする
由奈葉
 私たちは負けないから ッ 最後まで全力で ッ 
あなた
 ready ?? 
          " GO !!!   " 













 狐日和 
 
 1人ぼっちの夜の月が
 いつまでも浮かんでた
 曲が始まった
 リハーサルじゃ無い、本当のお客さんもいる
 私たちの衣装は狐

 神様を称える化け狐
 今日も誰にも逢えないしさほら一緒に遊ぼうよ
 何回も練習してきた振り付けを相棒由奈葉とする
 ここまでは完璧、もうすぐで1番のサビがくる
 もう2度と逢えない人達ばかりが胸を締め付けてくるの
 いつものパパとママが戻るには私一体何をすればいい


















 集中していたらいつのまにかラスサビ
 に入っていた

 よしッ 大丈夫
 見上げた夜の向こうの果てまで 遥か遠くへ行きたいんだ 
希うのも疲れた私と いつまでもいつまでも遊んでいようよ
 パンッ
 曲が終わり私達は体を止める
 幕が下りるまで観客の目を離さないように

 目が釘付けになるぐらいに


あなた
 はぁッ はぁッ 
 できた、終わった
 終わってから残るのは疲れたとかじゃなく

 楽しかった

 それだけだったんだよ








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