第4話

井上 瑞稀
263
2019/10/21 14:55
瑞稀side





ガラガラッ))




教室の扉を開けると


視線の先に彼女が居た


俺が片思い中のあなた


あんま話したことないけど


あなたが笑った顔を見た時から


あなたから目を離せなくなった


いわゆる、『一目惚れ』







俺はそっとあなたに近づいた
あなた
あなた
スースー…
井上 瑞稀
井上 瑞稀
寝てるし…



寝顔…可愛い…




って、違う違う!

起こさね〜と、
下校時刻とっくに過ぎてるし
井上 瑞稀
井上 瑞稀
なぁ、
あなた
あなた
スースー…
井上 瑞稀
井上 瑞稀
あなた、起きろ
あなた
あなた
ん、?

おはよう…?


寝ぼけてる…可愛い(
井上 瑞稀
井上 瑞稀
もう、下校時刻とっくに過ぎてるけど?
あなた
あなた
え?!ほんとだ!
やばいやばい!
井上 瑞稀
井上 瑞稀
てか、なんでこんな時間まで
教室に居たの?
あなた
あなた
ん?瑞稀くんを待ってた!
え、?



今、なんて?




俺の事を待ってた?
あなた
あなた
( *´꒳`* )
井上 瑞稀
井上 瑞稀
なんで?
待ってたの?
あなた
あなた
(;-ω-)ウーン家の方向同じじゃん?
それに、もっと瑞稀くんと話したいな〜って!



うわ、何それ



可愛いすぎでしょ…///
井上 瑞稀
井上 瑞稀
……そ
あなた
あなた
え、ちょ、どこ行くの?
井上 瑞稀
井上 瑞稀
……帰んないの?
置いてくよ。
あなた
あなた
あ、うん!!
今行く!






君のこと、



もっともっと



好きになった



いつか、



君に気持ちを伝えられる日は




来るのかな?







end

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