第3話

【 二 】
339
2026/03/08 13:00 更新




 NO sitenn




  
 防衛隊に潜入調査…? 
 
五条 悟
 うん 、そう 。 




 第3部隊入隊募集締め切り直前 、
 
 特級呪術師 五条悟 とその生徒が呪術高専内で話をしていた 。




五条 悟
 流石に酷だと思ったんだけど 、 
 
五条 悟
 上のおじーちゃんたちが既に 
書類を提出しちゃったみたいでねー 。
 
  
 …なんで私なんですか? 
 
  
 別に 五条 先生や 夏油 先生の方が 
効果的でしょう 。




 生徒は腹立たしそうにそう言い捨て 、顔を歪める 。
 
  五条 は珍しく申し訳なさそうに 、
 
 声のトーンを下げて静かに言った 。




五条 悟
 …どうやら上は君に 
兄の尻拭いをさせたいらしくてさ 、
 
五条 悟
 タイミングを見計らって正体をバラし 、 
交渉をして欲しいみたいなんだ 。
 
  
 そんなので上手くいくとでも 
思ってるんですかね 。




  五条 の言葉に難癖をつけ 、深いため息をつく 。




五条 悟
 嫌だったら無理強いはしない 。 
 
五条 悟
 別に今からでも取り消しできるし… 
 
  
 ……いえ 、やります 。 
 
  
 1度防衛隊内のことを 
知っておきたかったですし 、
 
  
....について 、どう処理されて 
いるのかこの目で確かめたいので 。
 
五条 悟
 …そうか 、わかった 。 




 生徒が承諾したのを確認すると 、
 
  五条 はいつもの調子に戻り 、話し続ける 。




五条 悟
 潜入調査では....
ついて調べてもらいたい 。
 
五条 悟
 正体をバラすかバラさないかは… 
まあ任せるよ 。
 
五条 悟
 ただ 、防衛隊の動き次第で 
僕らに交渉のタイミングを教えて 。
 
  
 はい 。 




 生徒はコクコクと頭を上下に振って相槌を打つ 。




  
 …筆記試験は1週間後ですか 、 
 
  
 マシな服を探しておきますね 。 
 
五条 悟
 うん 、よろしく 。 




 生徒は 五条 に深々とお辞儀をし 、
 
 すぐに背を向けて歩き出した 。
 
 その後ろ姿はとても切なく 、
 
 何か重いものを背負っているようにも感じ取れる 。
 
  五条 には 、その背中がかつての同級生であり 、その生徒の兄と重なって見えた 。




五条 悟
 …最後に一つだけ 、 
 
五条 悟
 無理だけはするな 。 




 背中に語りかけるように言い放つ 五条 。
 
 生徒は足を止め 、金色の髪をふわりと揺らして振り向く 。
 
 濃い黒のサングラスの下から 五条 を真っ直ぐに見つめ 、
 
 天使のごとく優しい微笑みをもらした 。




  
 …安心してください 、 
 
  
 私も少しは成長したので 。 




 .......ふわふわした雰囲気を取り戻した生徒を見て 、 五条 は安堵のため息をつく 。




五条 悟
 じゃ 、気をつけてね 、



















五条 悟
 ___ あなた 。 




プリ小説オーディオドラマ