第7話

【 六 】
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2026/05/08 13:00 更新




  あなた sitenn




  保科 副隊長に9年前の事件の書類を見せて貰った時 、
 
 「 無知視えないって怖いな幸せだな 。 」
 
 そう改めて痛感させられた 。
 
 人間の悪いところだ 。
 
 いつも多数派の視えないやつらが寄ってたかって 、私たち少数派視える人に石を投げる 。
 
 私たち呪術師がそう差別されるようになったきっかけは9年前のあの事件 。
 
 ............................出来事 。
 
 その日からだろうか 、
 
 私が防衛隊へ嫌悪感を抱くようになったのは___…




あなた
 まさかこんなに 
時間がかかるとは思いませんでした 。
 
あなた
 そのせいで 、 
自らボロを出す羽目になるとは…




 銃口を構え直す音が響く中 、
 
 私はサングラスを外し 、ポケットに突っ込んだ 。
 
  亜白 隊長は私の顔を見るや否や 、
 
 表情を強張らせ 、驚いたように目を見開いた 。




あなた
 …一応言っておきますけど 、 
コンタクトは着けてませんから 。
 
あなた
 覚えていますか?私の事 。 
 
亜白 ミナ
 ……ああ 、 
 
亜白 ミナ
 忘れるはずのない記憶だ 。 




  亜白 隊長はすぐにまた鋭い目つきになり 、
 
 私の問いかけに動揺した素振りを見せながら答える 。




あなた
 そうですか 、ならよかったです 。 
 
あなた
 では 、本題に入りましょう 。 




 私はあえて笑顔を作り 、話を進めた 。




あなた
  亜白 隊長の睨み通り 、 
私は呪術師です 。
 
亜白 ミナ
 ! 、 
 
あなた
 ただ 、勘違いしないで頂きたいのが… 
 
あなた
 私たちは防衛隊に危害を 
加えようとなど考えておりません 。




 私がそう言うと 、ずっと 亜白 隊長の隣で黙っていた 保科 副隊長が口を開く 。




保科 宗四郎
 危害を加えるつもりはない? 
 
保科 宗四郎
 なら 、9年前のあの事件と 
最近発生した事件はなんや 。
 
あなた
 結論から申し上げます 。 
 
あなた
 9年前の事件の元凶は 
呪術師ではありません 。
 
保科 宗四郎
 なッ…!? 
 
亜白 ミナ
 …… 
 
あなた
 最近発生した事件というのは 、 
防衛隊が一方的に関与してきただけ 。
 
あなた
 そしてどちらの事件も 、あなた方を 
守るために呪術師が取った行動です 。




 私の言った言葉が信じられないのか 、
 
  保科 副隊長は険しい表情になった 。
 
 それと対象的に 、 亜白 隊長は顔色を変えずに黙って私の話を聞いている 。




保科 宗四郎
 …そんな簡単に
信じられる訳ないやろ 、
 
保科 宗四郎
 実際に9年前 、孤児院の人たちが 
ほとんど殺されてもうたんやで?
 
保科 宗四郎
 君の兄も呪術師に殺されたんやろ 。 
 
あなた
 あなたはそう解釈したんですね 。 




 目を細め 、そう言い放つと 、
 
  保科 副隊長は表情を強張らせた 。




あなた
 …まだ分かりませんか? 
 
あなた
 私の兄は___…





























あなた
 防衛隊に殺されたんですよ 。 




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