彼等が通う学園は、偏差値が高い私立高校だ。
その為金持ちが多かったり、
有名会社の社長令嬢だったりが多い。
そんな特別な高校な為、他校より不登校
生徒はとても少なく、1人 居るか居ないか。
だが、ある学年には 名前があるがずっと空席の机が有る。
まあ良くある事だ。基本だれも気にしては居なかったが、
彼女に気を向けずには居られない事件が起きた。
それは、ある一学期の期末テスト 。
食堂で自信満々にそう告げる捏島 。
そのテーブルには 生徒会メンバーが多く、
周りの席は彼らのオーラで空席。
だが、その声は食堂に大きく響いた。
そう鼻で笑う黄宮紗緒 事 シャオロン。
彼も相当自信がある様だ。
だが、その言葉を聞き流さなかった彼が口を挟む。
自信がある様子の彼に ブチギレるのは
火劉 希 事 ゾム 。
ゾム の 発言 から シャオロン の 自信には
少し信じ難いものにも感じる 。
そう 和気藹々(?) と 食堂 で 語る彼等 。
こんな楽しそうな彼等は異常者だ。
楽しそうな事を悪く言うつもりは無いが、
他の皆の様子を見ると異常な事が明確になり過ぎる。
そう、彼等以外の者は 絶望した顔をしている。
この学園は元から偏差値が高く、
テストの問題もそれは一筋縄じゃいかない。
それも、勉強好きが嫌いになる程。
普段のテストでも難問なのに、それ異常難しいとは
皆息を吸うのも中々辛そうだ。
そう、一般生徒は同じ様にの唱えるが、
彼等は 生き生きとした顔でそう願った 。
テスト終了から数日後 の 昼休み 。
呂戊太 事 ロボロ は 死にかけの顔で呟く。
煽り気味 で そう言う シャオロン を キッと睨み、
怒りが漏れ出すかの様に続けた 。
どうやら テスト勉強 を 全力 で やった後、
我慢していた ゲーム を 一気に 遊んでしまったそう 。
好きな事を1週間以上我慢する程、
このテストで 点 を 取りたかったのだろう。
別に焦る程の成績では無いが、
彼は彼なりのプライドがあるらしい。
ここまで熱中し努力出来るのは彼の長所だ。
暫くしてシャオロン が 席に 戻ると、
チャイムが鳴る 。
この時間はテストとテストの
総合点数と順位が発表される。
なんて考えている ロボロ 。
少し経つと、担任が 個評 を 返し始めた 。
次々と悲鳴が聞こえてくる。
なんや、そんなに点数が悪かったんか 。
まー俺には関係あらへんけど 。
またさらに少し時間が経過する 。
遂に俺の番が来た 。
俺は重い体を持ち上げ、
少し軽い足取りで教卓へと向かった。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。