第124話

第百話
128
2025/07/18 23:38 更新
あなたside

硝子さん達に散々揶揄われた後、夏油さんが任務だということで解散し、各自部屋へと戻っていた


すっかり暗くなり、時計の針も午後21時を指そうとしていた時

そろそろ寝ようかと思ったけれど、寝る気になれず少し外を散歩することにした


部屋着から外出できる格好に着替え、寮の外に出る

空を見上げてみると満点の星空で、とても美しかった




鳳条(なまえ)
鳳条あなた
(そうだ、前に五条さんに教えて貰った場所に行ってみよう)


五条さんと歩いた道を思い出しながら進んでみる


すると広い場所に出る事が出来た


鳳条(なまえ)
鳳条あなた
良かった、ちゃんと来れた


高台にある柵に行き、柵に少し持たれるような形で体重を預けながら空を見上げる

鳳条(なまえ)
鳳条あなた
とても綺麗…

星に見とれていると、背後に誰かの気配がして目を塞がれた

??
だ〜れだ?
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
…五条さん?

気配を探って答えると、目を塞いでいた手が離れ、代わりに抱き寄せられた

五条悟
五条悟
せいかーい
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
何故ここに?
五条悟
五条悟
ん〜?寮から空を見てたらなんとなくここに来たくなってさ
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
そうだったんですね
五条悟
五条悟
あなたは何でここに?
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
寝る気になれなくて、少し散歩をしようと思って外に出たらあまりにも星が綺麗だったのでここで見たくなって
五条悟
五条悟
なるほどね、僕と似た感じか
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
みたいですね

そう答えると五条さんは笑いながら私の隣に立った

五条悟
五条悟
にしても、本当に綺麗だよね
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
えぇ、ここまで綺麗な星は久しぶりに見ました
五条悟
五条悟
僕も


少しの間、沈黙が流れる


その間私も五条さんも星に見とれていた


鳳条(なまえ)
鳳条あなた
(あそこにあるのは白鳥座かしら?)
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
(あっちは…天秤座ね)

星座を探していると横から視線を感じ、五条さんの方を見てみると五条さんが私を見つめていた

鳳条(なまえ)
鳳条あなた
五条さん?どうかしましたか?
五条悟
五条悟
ん〜ちょっとね
鳳条(なまえ)
鳳条あなた


何かあったのだろうか

そう思っていると五条さんが口を開いた

五条悟
五条悟
ねぇあなた
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
五条悟
五条悟
今夜は月が綺麗ですね
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
…これからもずっと、一緒に見てくれますか?
五条悟
五条悟
!…勿論だよ


そう言って五条さんは私の腰を抱き寄せた

流れに身を任せて五条さんの肩に頭を預けてみる

顔色を伺うように五条さんの顔を見上げると、とても愛おしいものを見るかのような目を向けてくれていた




五条悟
五条悟
あなた
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
はい
五条悟
五条悟
僕とあなたは、まだ許嫁だ
五条悟
五条悟
でも、僕はずっとあなたと一緒に居たい
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
五条悟
五条悟
あなた

五条さんが私の手を取り跪く


これから何を言われるか、それが分からないほど私は鈍くはない

五条悟
五条悟
僕と、結婚してくれませんか?


手の甲にキスをされて言われた言葉


それは今まで言われた中でも1番嬉しい言葉だった


鳳条(なまえ)
鳳条あなた
はい、勿論です〝悟さん〟
五条悟
五条悟
五条悟
五条悟
ありがとう!!絶対幸せにするよ!!
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
きゃっ!?

返事をすると五条さん…悟さんはとても嬉しそうな顔をして私を抱き上げた


びっくりして落ちそうになったけれど、悟さんが支えてくれたおかげで何とか落ちずに済んだ


悟さんの肩に手をおき悟さんを見つめる


空のように美しい青い瞳


澄んだ青い宝石のようなその瞳を持つこの人は、いつだって私のそばにいてくれた















私は悟さんに隠し事をしている




悟さんにも危険が及ぶかもしれない隠し事を





鳳条(なまえ)
鳳条あなた
(ただ、許されるのならば)


もう少し、この人のそばに居させて欲しい



五条悟
五条悟
あなた?


不思議そうに私の名を呼ぶ悟さんに微笑みながら言う
鳳条(なまえ)
鳳条あなた
愛してます、悟さん
五条悟
五条悟
…僕も
五条悟
五条悟
愛してるよ、あなた

















月明かりが照らす中、2つの影が重なる



空には2人を祝福するかのように、とても美しい星々と満月が浮かび上がっていた









真紅
真紅
こんにちは、主です
真紅
真紅
ついに第一章が完結しました!
長い間投稿できないことが多い中、この小説を読でくださり本当にありがとうございました
真紅
真紅
第二章を投稿するのはおそらく来年以降になるかと思います
真紅
真紅
理由としては主が受験生だからです
真紅
真紅
受験が終わって落ち着き次第、第二章の制作を始めますので、どうか待っていていただけると嬉しいです!
真紅
真紅
改めて、この小説を読んでくださっている皆様、本当にありがとうございました
真紅
真紅
第二章を投稿する際はこちらにリンクを載せますので、お気に入りを外さないでいただけると幸いです

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