第90話

74story 微🔞(最近過激で申し訳無いです…)
2,717
2024/02/04 15:41
椎名瑠美
青柳くん…!!
実はあなたちゃんがっ
青柳くんに近付くなって言って切りつけてきたの…!!
椎名瑠美
私っ…怖かったよぉ…
ふるふると肩を震わせながら、冬弥に抱きつき、
泣き真似をする椎名。
あなた
(わぉ…)
上手に嵌められたって事か…と納得し、
これで嫌われたら好都合なのでは…と考えていると
椎名瑠美
あ、青柳くん…?
椎名瑠美
きゃっ、
冬弥は自身に抱きついていた椎名を押し退け、
あなたを抱き締めた。
あなた
……え?
青柳冬弥
そうか…俺を想ってこんな事まで…
青柳冬弥
凄く嬉しい…あなた…♡
あなた
(そう来たかーーー!!!)
そういや良く考えたら
コイツら人殺ってるんだった……
椎名瑠美
は、?どういう、こと…?
困惑する椎名だが、冬弥はそんな事は気にも止めず
あなたに愛を伝える。
青柳冬弥
俺もお前に近づく人間は全員殺したくなってしまうんだ…
お前も同じ気持ちでいてくれて凄く嬉しいよ♡
青柳冬弥
態々あなたに手を汚すような事をさせてしまってすまない…
でも、これからはずっと一緒だ…♡
だから安心してくれ♡
あなたを抱き締める力を、更に強める。
あなた
いや、これは誤解で…
青柳冬弥
嗚呼、俺も愛している…♡
あなた
話を聞け
すると冬弥は、あなたの腕を見た瞬間血相を変える
青柳冬弥
……は?
あなた
え?
あなたの右手に誰かに強く掴まれた様な痣がある。
あなた
(さっき椎名さんに掴まれた時の…)
青柳冬弥
誰にやられた?
先程まで目にハートを浮かべ、
生き生きとしていた冬弥の顔に影がかかる。
黙っていると、冬弥は自己解決をしてしまった。
青柳冬弥
あぁ…お前か。
冬弥がギロリと睨んだ先には、椎名さんがいた。
椎名瑠美
違っ、違うの、青柳くんっ
私は青柳くんが…っ!
青柳冬弥
触らないでくれ。
あなたを傷つけた奴と馴れ合うつもりは無い。
冬弥に軽蔑した様な目を向けられた椎名は、
絶望し、その場に崩れ落ちた。
青柳冬弥
大丈夫だ、あなた
こいつも後で処分しておこう
あなた
…なんでこんな酷い事が出来るの?
今までの光景を見れば、誰でも思うはずだ。
“なんて酷い光景なんだ”と。
青柳冬弥
酷い?何がだ?
俺は全部あなたの為に…
あなた
でも私、そんな事頼んでないよね
青柳冬弥
っそれは、
正論を言われ、言葉が詰まる冬弥
あなた
全部私の為って…
結局自分の為でしょ?
喋っているのが自分じゃ無いようだ。
何も考えていないのに、言葉がつらつらと出てくる
すると、冬弥は俯き、あなたを弱々しく抱き締めた
青柳冬弥
すまない、謝る、謝るから、っ
俺を捨てないでくれ…っ
なんと、泣き始めてしまった。
捨てないでくれって…そもそも拾ってないよ(
心の中でそうツッコミながらも
膝を付き、「捨てないで」と縋り付きながら泣く姿を見ると罪悪感が芽生えてくる。
あなた
……ごめんね
青柳冬弥
あなた、っ
椎名瑠美
なんっなのよ…!!
アンタ達おかしいんじゃないの…!?
椎名瑠美
青柳くんも全然思ってたのと違うし!!そんな奴こっちから願い下げよ!!
キモい者同士仲良くしてなさいよ!!
椎名さんがそう言った瞬間、
頭の中で何かがプツン、と切れた。
あなた
…ねぇ、私そういうのは嫌いだなー
あなた
人を勝手に自分にとって都合の良い
完璧な人間だと思って近づいて来て…
思ってたのと違うだけで罵倒?
あなた
馬鹿なんじゃないの?
椎名瑠美
な、誰が…ッ!
あなた
うるさい。
今私が喋ってるから黙って
私の事はなんて言ってくれても良いよ
もう慣れてるし
あなた
でも、もう一度…冬弥や私の友達に
そんな事言ってみなよ。
もう二度と喋れない様にしてあげるから
光のない目で椎名を見下ろすあなた
椎名は顔を青くし、
そさくさと理科準備室から出て行った。
あなた
……はぁ……あ。
隣を見ると、目にハートを灯して
こちらを見つめる冬弥。
青柳冬弥
あなた…俺の為に…♡
あなた
違う!!違います!!
青柳冬弥
っはは、好きだ…あなた…♡
あなた
っえ、ちょっ、離しっ、
腕をぐい、と引っ張られ、頭を後ろから抑えられる
あなた
っ待っ…!!
青柳冬弥
ん…
二人の唇が重なった。
あなたは冬弥の胸板を叩いて拒絶するが
冬弥はキスにがっつき、全く気にしていない様だ。
何度も角度を変えてキスをする。
あなたも体に力が入らず、抵抗もしなくなってしまった。
それを受け入れてもらえたと勘違いした冬弥は
あなたの口内に舌をいれた。
あなた
、!?んぁ、っや、ッ
青柳冬弥
っは、♡あなた…、♡
冬弥はあなたとのキスに夢中になり、
あなたは既に体力が尽き、疲れ果てていた為
この理科準備室に向かってくる一つの足音には
気が付かなかった。
作者
作者
お前ら学校で何やってんねん
作者
作者
いやほんとに…
最近こんな感じで本当申し訳無い
作者
作者
そういう年頃なんでしょうね(?)
作者
作者
バイハム〜

プリ小説オーディオドラマ