第13話

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2025/02/14 09:41 更新
はっとして目を覚ますとないちゃんが横で寝ていた。
もしかすると、ぼくはそのまま寝ていたのかもしれない
どれだけ疲れてたんだ、ぼく……
3️⃣
ないちゃん……
ぼくはぼやぼやとした視界の中で体を起こす。
綺麗な寝顔のないちゃん、、
過去は言葉にできない程惨いし、身を置く場所もない
ないちゃんは何で凍結なんてされたんだろう…

ぼくは、永久凍結制度が大嫌いだ。
今日はすぐに帰った。
半ば強引に、追い出されたというか……
ぼくは久しぶりにすぐにベッドに入った
そんなにお腹は空いていなかったし、先輩にもちゃんと寝ることを催促されたからだ。
寝れない気がした。
でも気づいたら寝てた、深く深く……




しょうちゃんなんて、大嫌いだ!
心に突き刺さるように響いた怒声
何度も何度も見る悪夢に今日もうなされてしまった。

夢だと気づいたのは午前1時
起きるにはまだ早い
ぼくは1杯水を飲んでまた眠りについた。

ぼくは、ずっと不安だった。
しょうちゃん、
3️⃣
何?どうしたん?
ぼくは併走を装って答える。
そう、いつものように…
なんで、オレ…  やっぱ、なんでもないや
いつもいつもそう、言いたい事を飲み込んで…
ぼくは気持ち悪くなった。
いつもいつも、笑顔で、にこやかで、愛想振りまいて、
なんでなんでなんでなんで、、、、
3️⃣
なんでっ…
ごめんね、しょうちゃん
また笑った。またにこやかに優しい顔で
苦しさなんてまるで無いように、悲しさなんて何にもないように、いつも孤独を感じてたなんて思いもしなかった。紛れもなくぼくの、ぼくのせいだ
3️⃣
待って!待ってよ、お願い…
本当に一方的だ。相手の気持ちなんて1ミリたりとも考えていない最低最悪の発言
それが最期だなんてさ、おもわないじゃん……
しんだ、消えた、覚醒したのにしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだ自殺した
ぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせいだぼくのせい
しんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだしんだ自殺した。
怖い、気持ち悪い、聞きたくない、見たくない、知りたくない、言いたくない、思い出したくない、
消えたい、死にたい、吐きたい、泣きたい、
全部全部全部だめ。ぼくが悪い
もっとまともにしておけば、きっと大丈夫だった。
ぼくだったからダメだった、ぼくには向いていなかった


だからだから、永久凍結制度が大嫌いだ。


永久凍結制度を無くしたかった。
だから医療側から研究者になった。
でも何でだよ、なんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでぼくが、桃木ないこにつかなきゃいけないんだ

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