第12話

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2025/02/11 00:13 更新
ぼくは駆け足で病棟を巡った。
もう慣れたから行き先もしっかりと分かる。
しょうちゃん、!
3️⃣
…!?
ぼくは足を止めた。
ないちゃんだと思って振り返るがそこには誰もいなかった。流石におかしいことにぼくも気づいた。
3️⃣
疲れてるのかな……
ぼくは何事も無かった様にまた早足で向かった。


3️⃣
ないちゃん!
急いで病室のドアを開けるもそこには誰もいなかった
ぼくは焦って頭をフル回転させる。
嗚呼そうだ!
院内学級だ。今日は1時半までだっけ?
ぼくは院内学級のスケジュールを見る
うん。今日は1時半までだ。
ぼくは、時計を確認してベッドに座る
今は1時25分前
ないちゃんが帰ってくるまで少し時間がある
3️⃣
ないちゃん……
ぼくは申し訳なくなって脱力する。
ないちゃんが今日も寝ていたベッドに横たわる。
そういえば昨日洗ったばっかりなんだっけ、いい匂いがするのもきっとそのおかげだ。
ぼくはそんなことを思いつつ仮眠を取ろうとする。
嗚呼、なんか……
しょうちゃん?
ぼくははっとして体を起こす。
確実に声がした。
なのに、誰もいない……
3️⃣
ないちゃん……?
ぼくは怖くなってそう呟く
でも、ないちゃんって声でもない気がした。

 
刹那ぼくに衝動が走る


しょうちゃん!来てたんだ!
ぼくは声がして体をゆっくり起こす。
嗚呼、これは完全に
おはよう、しょうちゃん
あたたかく、優しい声、いつでもぼくを支えてくれた声
3️⃣
久しぶりやね、
え、そんなことないよ
ぼくがそう言うとにこやかに微笑んだ。
嘘つけ、久しぶりに決まってる。
3️⃣
____、久しぶり
ぼくはそう泣きそうになって言った。
なんだ、覚えてたんだ。
ぼくがそう言うとにこっとぼくに笑いかけた。
ぼくは懐かしさに涙をながした。
3️⃣
あのな……
ぼくはあと一言で言葉が詰まった。

言葉を発せれなかったのだ。
4️⃣
しょうちゃん!
3️⃣
ぁ、あ…?
ぼくは呂律が回らない口でないちゃんに話す
4️⃣
しょうちゃん、こんな格好で寝ちゃって…
ないちゃんがぼくの身なりを正す。
3️⃣
嗚呼、ごめん……
ぼくはないちゃんの白い腕を見て言う
3️⃣
ないちゃん、今日は寝坊してな…
ぼくはないちゃんにことの成り行きを話す
4️⃣
え、しょうちゃん寝坊したの?
ないちゃんが吹き出すように言う
3️⃣
まあ、こんな日もあるよ
4️⃣
まぁ、そうだけど
ないちゃんがにこやかに言う
安心する笑顔
3️⃣
ごめん、遅れて
4️⃣
いいよ、しょうちゃんが元気なら
ないちゃんがまたにっこりと笑って言った。
どこか懐かしいようなそんな感じもした。

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