第49話

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2024/06/10 01:00 更新



五条悟
なンで死にたい?


青年は少女に向かって、ストレートにそう聞いた

少女は俯き気味にこう言った

あなた
大切な者を無くした…。
あなた
それと聞きたいね。
あなた
生きるなんて行為に、何か価値があると本気で思ってるの?


ドス黒い光が差さない狂気の色をした瞳で、少女は声色を変えずに淡々と平然としてそう言った

青年は黙った
けれど表情は特に変わらなかった

それから数秒の沈黙が流れると
青年は独り言のように呟いた

五条悟
俺はそンなの知らねぇよ。


声色を変えずに平然と青年はそう言った

少女は目を見開いて酷く吃驚した

あなた
は…?


思わず拍子抜けして言葉が漏れた

今までは情け・・哀れみ・・・だったのに、
この青年は同情すらも掛けてくれない

怒りや哀しみは無かった
否、反対に、
否定も肯定もしない
青年の言葉が心地良かったのかもしれない____

五条悟
俺とお前は違う。別人だ。他人だから全くもって関係ないし。


恐らく一生其の言葉は少女にとって忘れないだろう

人生にとって、初めてだった

こんなに何も聞いてこない人・・・・・・・
少女は衝撃的だった
全身が雷に打たれたような感覚だ

只々、其の言葉が嬉しかった

五条悟
だから俺がお前に言う言葉は無い。
五条悟
生きる価値はお前自身で見つけろ。
五条悟
自分で見つけねーとお前は一生解らないし、納得出来ない。


青年は少し屈んで、
小さい少女と視線を合わせながらそう言った

少女の瞳からはやっと光が射し込んだ____

あなた
五条さん。
あなた
わたし…貴方に着いて行きたいです
あなた
貴方に着いていって、生きる価値…必ず見つけます。


そう言って少女は青年に向かって跪いた

青年はギョッとして目を見開いたが、
その後すぐに、笑顔に変わった

五条悟
ハハッ、解った。お前が呪詛師なのも、俺が何とかする。
五条悟
だから___
五条悟
一生俺に着いてこいよ!


初めてみた青年の笑顔
ニカッと太陽のように笑って明るくそう言った

青年は少女の頭にポンと優しく手を置いた
暖かくてその温もりに目頭が熱くなった

青年の様子に、少女も釣られて微笑んだ

五条悟
…!お前…笑ってる方がいい。
あなた
へ…あ、はい…?


疑問形で少女は返事をした
少女は言葉の意味がよく分からなかったが、

青年と居ると、笑顔になれる気がした
この人に着いて行こうと、少女は強く決意した

五条悟
これから学校行くからお前も来い。
あなた
は、はいっ!


青年は喋りながらゆっくり歩き出した
その後ろを
少女は元気よく返事をして早歩きで追った

五条悟
そこで呪術を学ぶからな。
五条悟
〜〜〜〜?
あなた
〜〜〜。


これが、最強術師と少女の出会いだ。

そして、少女の終わりであり始まりだ______






ぱわふるCATふーど
過去編終了~~~!
ぱわふるCATふーど
いやぁ頑張った自分!!!()
ぱわふるCATふーど
オリジナルストーリー作るの苦手だから上手く作れたか分からないけど
ぱわふるCATふーど
良ければ感想コメ下さいっ!


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