第4話

#4🔞

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2024/04/01 06:00




「お邪魔しまーす」


「あ……はい、どうぞ」


あれからしばらく経ち、今日は特に予定がなかったため、この紫髪の人……榊さんと会うことにした。

初めての対面はパチンコ屋だったから、もしかすると変な場所に連れられるかもしれないと思い、集合場所は俺の家だ。


「一人暮らしなんだね」

「まぁ……」


榊さんは凄くラフな格好なのに、スタイルも顔もいいから様になっていた。こんな綺麗な人が俺の家にいるということが信じられない。


「じゃ、ヤる？」

「え！？もう今からですか？」


単刀直入に言われ、思わず声を大きくしてしまった。


「だってそのために来たんだし」


そうなのだが……もっとこう、何かあるだろう。何するでもなく、まずセッ○スだなんておかしいと思う。いや、俺が知らないだけでセフレはそんなものなのか？


「あ、ちゃんとゴムとかローションとかいりそうなものは買ってきたよ」

「え？俺がお金を払うのに？」

「先行投資ってやつだよ」


こんな所で先行投資なんてしなくていいと思うが……ちょうど家には無かったから有難くはある。


「んじゃ、脱ごうか」

「……はい」


もうどうにでもなれの精神で下半身だけ脱いだ。榊さんは服を着たままだからこちらだけ無防備で少し恥ずかしい。


「解すからおしり向けて」

「……っ」


猫が伸びるように尻を突き出して、うつ伏せた。緊張して、体が強ばっているのが自分でもわかる。人に触られるのなんて初めてだから普通に怖い。


「縦に割れてる……少しは自分でしてた？」

「う、ぇっ……」


指を入れられて、異物感に体が反応した。ゾワゾワして、やるせない気持ちになり、枕に顔を埋める。


「うわぁ〜凄い……こんなにすんなり入るもんなんだね。思ったよりヌメヌメしてる」

「あふっ……ん、んん…はぁ」

「ふふ、思ってたより楽しいかも」

「え、ちょ……あ♡」


榊さんの反応的に男は初めてなのだろう。だけどなんでか上手くて、体はピクピクと指の動きに応えた。


「あっ、は ふ……んん♡」

「声可愛いね。先っぽ濡れてピクピクしてるのも可愛い」

「な、そんなこ…とっ♡言わなくてもいいからぁっ♡」

「その割にはナカ締まってるけど？」

「う、うる…さっ♡あ"ぁっ♡」


恥ずかしい……これに尽きる。

こんな甘い言葉とかかけて貰えると思ってなかったし、いつもの陽気な高い声じゃなくて低音ボイスで囁かれたら……そりゃ感じる。

自分からこんな声が出ることも驚きだし、なにより気持ちいい。


「んーでもまだイかないか。どこなんだろ……気持ちいいとこって。確か……前立腺だったっけ」

「調べたん、で、ぁ♡」 

「まぁね。お金もらうからにはしっかりしないと……あ、こことか？」

「あ"っ♡ま…そ、それやばっい♡」


ぐりゅぐりゅ♡と指の腹でイイところを押され、腰がガクガクと震えた。

玩具だと思うように届かないけど、ちゃんと意思のある手だから、気持ちいいところから離してくれない。


「やぁ"♡こわれりゅっ♡へん……なるからぁ♡♡」

「うわぁ…カウパー垂れ流しじゃん。そんな気持ちいい？もっとしてあげるね」

「っ、やめ♡あ…ぁ"〜〜〜っ！♡♡」


いつもよりちょっと早めにイってしまった。中イキしたからか、まだ痙攣が止まらない。


「っ、はぁ……つ、疲れた……」

「凄い声だしてたもんね。




……でも、ここからでしょ？」



その囁きを聞いて、無意識にナカがきゅんと期待したのを感じた。