第3話

凌兵と工藤ミナ編
24
2022/10/13 23:28
工藤ミナ
いっけない!
遅刻、遅刻(少女漫画に影響されたw)
今日は、入学式
私は、工藤ミナ
星章学園にこれから通う
1年生になる!
わたしが走っていると、角で、ぶつかりそうになり……
凌兵
うおっ!(避けた)
工藤ミナ
あ、ごめん……
凌兵
初対面なのに、その謝り方は、ねぇだろ……(呆れ顔)
工藤ミナ
す、すいません
凌兵
んっ?その制服って?
工藤ミナ
星章学園のです。
貴方も?
凌兵
嗚呼、俺も星章学園だ…
工藤ミナ
そうなんですね。
凌兵
……でお前
1年か??
工藤ミナ
1年です。
貴方は、2年生ですか?
凌兵
いや、俺も1年だ……
工藤ミナ
1年生なんですね!?
見えないです。
凌兵
そうか
学校そろそろ行かねぇとチャイムなっちまうんじゃねぇの?
工藤ミナ
そうだヤバいですね。
凌兵
嗚呼……
そして、私と灰色の髪の子は、急いで、星章学園へ向かって走る
私と灰色の髪の子が星章学園の校舎に着きそうという時に、チャイムがなった……
工藤ミナ
あっ……
凌兵
ドンマイ……
工藤ミナ
なんで、そんなに呑気なんですか〜
凌兵
呑気じゃねぇよ。
そして、私と灰色の髪の子は、初日なのに、遅刻してしまい、こっぴどく、先生に怒られた。
みんなは、登校して、バッグを持ったまま、体育館に行くらしい……
クラス発表は、体育館の入口に、貼ってあった。
私は、1年C組
そして、無事に、入学式は、終わり
1年C組の教室へと向かう
何分か経って、1年C組の教室へ着いたので、ドアを開ける
(ガラッ
1年C組
工藤ミナ
私は、15番
私は、席に座り、先生が来るのを待った。
女かな男かなって期待を寄せて
チャイムがなり、みんなが着席すると、先生が入ってきた。
(ガラッ
?
どうも
櫻田賢治
櫻田賢治
今日から1年C組の担任になった!
名前は、櫻田賢治です!
担当教科は、体育,保健!
宜しくな!
1年C組男子達
お願いします!
1年C組の女子達
お願いします。
櫻田賢治
櫻田賢治
明日は、自己紹介と係決めなどをしますので、把握お願いします!
部活見学へ行かない人は、すみやかに、帰ってくださいね!!
それでは、解散!
1年C組の女子達
ありがとうございましたー
1年C組男子達
ありがとうございました!
私、工藤ミナは、これからの学校生活がどうなるか、楽しみで仕方がなかったので、にこにこしながら家へ帰った。

部活見学中
凌兵
サッカー部か、
コレで、アレスを……
クククッこれで、茜の無念を…………
佐曽塚
そこの灰色の
凌兵
あ"?
佐曽塚
見学?
凌兵
嗚呼……
俺は、サッカー部の見学に来ていた。
そしたら、急に、トゲトゲした髪型の、赤髪に絡まれた……
佐曽塚
もうちょっと、近くで見れば?
凌兵
ここでいい……
佐曽塚
えぇ〜
もうちょっと近くで見て欲しい〜
凌兵
分かった……
鬱陶しいトゲトゲ野郎だな、と思いつつも俺は、ベンチへ行き。
星章サッカー部のベンチで、練習を見ていた。
そしたら、また違う奴に、話しかけられた……
早乙女
君、サッカー部見学に来たって事は……
凌兵
あ"?
早乙女
ごめんね、急に話しかけて
凌兵
嗚呼……
で何の用だ?
今度は、女?女見てぇな奴?に、話しかけられた、こいつの性別は、いずれ分かるだろう。
早乙女
サッカー部の見学に、来たって事は、
入ってくれるの?
凌兵
さぁな……
そして、俺は、その場から、去り
家へ帰った。
次の日

一時間目
櫻田賢治
櫻田賢治
では、皆さんに、自己紹介をしてもらいます!
一番から順番にどうぞ!!
前に
みんな、前に出て自己紹介する。
一番、相澤卓志です。
あだ名は、タクっちで、好きな事は、スポーツです。でも、運動音痴です!
よろしくおねがいします。

二番、天沢天です。
あだ名は、天天で好きな事は、絵を描く事
一人称は、僕です。お願いします。

三番、伊藤奈々だよ。
好きなものは、甘いもの一人称は、ななよろしくね♪

四番、伊藤寧々だぜ…
好きなものは、辛いもの、一人称は、俺
ちなみに、奈々とは、姉妹だ…宜しくな…

こんな感じで、自己紹介が進んで行った
そして、十四番まで来た。

クイン・カイ
クイン・カイ
My name isクイン・カイデス…
ウマレハ Americaソダチハ Japan
シュミハコスプレデス…
ヨロシクデス

櫻田賢治
櫻田賢治
次十五番
工藤ミナ
はい!
工藤ミナです!
さくらんぼが好きです!
最近、少女漫画にハマっています!
よろしくおねがいします!
私が、前に立った時に、灰色の髪の子が見えた、顔つき的には、昨日ぶつかりそうに、なった子だったと思いながら、座る。
そして自己紹介は27番までやっといったところ
櫻田賢治
櫻田賢治
27番来てください。

俺、灰崎凌兵は、番号が呼ばれたので、席を立ち教卓に立つ…
俺が、喋り始めようとすると、周りがざわつき始めた。
クイン・カイ
クイン・カイ
チョウハツ…
モブ
モブ
長髪……
ザワザワ
俺のことを見て、長髪等と言ってきた、ただ一人俺の髪を見て何も言わない奴がいた…
工藤ミナ
んっ?(ニコッ
15番工藤ミナだけは、俺の髪の事を、何も言わないで、俺に、ニコッと笑顔を向けている。
そして、ザワザワした教室は、一人の言葉によって、静かに、なった。
それは……
工藤ミナ
皆さん……
クイン・カイ
クイン・カイ
ミナドウシタンデスカ?
モブ
モブ
どうしたの、ミナ…さん
工藤ミナ
そんなに、27番さんの髪おかしいですか?
クイン・カイ
クイン・カイ
ナガイノハベツニイイデスガ…
ムスベトイイタイダケデス…
Meハ
モブ
モブ
男なのに、可笑しいでしょw
工藤ミナ
クインさんは、なるほどです。

モブさんは、もう少し、27番さんの気持ちに、なって考えてみたら、どうですか?
それに…本人には、事情があるかも……
後、「男なのに」なんて、ただの偏見じゃないですか!
櫻田賢治
櫻田賢治
工藤そのへんに、しておけ
工藤ミナ
はい……
櫻田賢治
櫻田賢治
それじゃ、改めて27番よろしく頼む!
凌兵
灰崎凌兵…
サッカー好き
まぁ…仲良くしてくれ…
そして、最後まで、自己紹介が、終わり
終わりのチャイムがなった。
私は、早速27番、凌兵君に、話しかけた!
工藤ミナ
凌兵君
凌兵
何だよ
誰だよ…(震えた声)
俺は、机に、顔を伏せながら、会話してる。
何故なら、さっきの自己紹介の時に、非難を浴びせられた気分になって、堪えきれなくなって、今、静かに泣いているからだ
工藤ミナ
工藤だよ!
工藤ミナ(ニコッ
凌兵
み、ミナか…
何の用だ?(震えた声)
工藤ミナ
凌兵君震えてる声出てるし、顔伏せて大丈夫?
凌兵
ふ、伏せてねぇ
と俺は、思わず顔をあげてしまった。
俺が泣くなんて、柄じゃねぇ、ぜってぇ、引かれる…
と俺が、思っていると……
工藤ミナ
凌兵君、目から雫が…
こ、これ使って、雫拭いて
凌兵
これまだ使ってねぇやつ?(泣き顔)
工藤ミナ
使ってないやつだよ。
凌兵
あぁ、じゃあ、借りる(泣き顔)
ミナからピンクで🍒のアップリケが付いている。ハンカチを受け取り、涙を拭く。
凌兵
ミナ、ありがとうな……
工藤ミナ
う、うん
凌兵
このハンカチは、洗って返すな。
工藤ミナ
いいよ、そこまでしなくて、自分で、持って帰って洗わないと、お母さんに、怒られちゃうし!
凌兵
そうなのか…
ほんとに、ありがとな…
工藤ミナ
どういたしまして
私は、凌兵君が涙を拭いた、ハンカチを受け取り。
凌兵
そうだ、今日の放課後
ちょっと、付き合ってくれねぇか?
工藤ミナ
う、うんいいよ。
そして、係ぎめ
等も、終わり

凌兵・生物、植物係(教室の金魚のお世話)
 
ミナ・生物、植物係(花壇の花達のお世話)




放課後
工藤ミナ
凌兵君何処行くの?
凌兵
もうすぐ着く……
って、ミナほんと、馴れ馴れしいやつだな…
工藤ミナ
これは、凌兵君にだけだよ。
私他の子に、嫌われちゃったもん…多分………
凌兵
ほら着いたぞ…
凌兵君が、私を連れてきた所は……………………
工藤ミナ
クマぞうランド?
凌兵
あ、嗚呼…
工藤ミナ
クマぞうランドってなに?
凌兵
そこからかよ!
クマぞうは、くまのぬいぐるみ
つまり、ランドは、多分、クマぞうの楽園的な感じで、使われてるんじゃねぇ?
工藤ミナ
なるほど
凌兵
店、入るぞ……
工藤ミナ
う、うん
と私と凌兵君は、クマぞうランドの中へ
入ると………
そこには、クマぞうのグッズが沢山並んでいた。
凌兵君は、スタスタ歩いて行ってしまう!
工藤ミナ
凌兵君、どのコーナーに向かってるの?
凌兵
さぁ…ついてくれば
分かる………
工藤ミナ
分かった(トコトコトコ
私は、歩きながら、こう思った
凌兵君って、意外と可愛い物好きなのかな(クスッと。
凌兵
着いた、俺のお目当ての場所
工藤ミナ
クレーンゲームじゃん!
って、ここまで来た意味は?
凌兵
ここのクレーンゲームでしか取れない、限定品があるから。
工藤ミナ
ちなみに、凌兵君は、どの子を取るの?
凌兵
んっ(指差し
凌兵君が指差している先には、ペンギンコスチュームのクマぞうだった 
ちなみに、クレーンゲーム限定品クマぞうは、全部で、7種類位ある。
ペンギンコスチュームクマぞう
サメに食べられクマぞう
うさぎコスチュームクマぞう
赤ずきんちゃんコスチュームクマぞう
シンデレラコスチュームクマぞう
おばあちゃんコスチュームクマぞう
たんこぶ出来ちゃったよクマぞう
そうして、凌兵君は、財布から、五百円を取り出すそしてクレーンゲームスタート!
ちなみにこのクレーンゲームは、1プレイ百円で、3回、1プレイ五百円で7回出来る!
工藤ミナ
凌兵君頑張れ!
凌兵
ちょ…気が散るから静かに、しといてくれ
工藤ミナ
(ガビーン
凌兵
1プレイ7回目でやっと、取れた… 
工藤ミナ
しかもワンコインだけとか、凄いじゃん
凌兵
あ、嗚呼
凌兵君は、満足そうに、ペンギンコスチュームクマぞうを抱いている。
凌兵君可愛いと思いながら、凌兵君を見ている。
凌兵
そんなに見つめてどうしたんだ?
工藤ミナ
いや、何でも…
凌兵
そうか、ミナもなんか欲しい奴があったら、言ってくれよな!
工藤ミナ
私、文房具見たい!
凌兵
嗚呼、良いぜ買ってやる!
そして、文房具コーナーに、向かい

数分後
文房具コーナーに着き私は、文房具を選んでいる。
工藤ミナ
消しゴムもいいな~
こっちのシャーペンも
迷っちゃう
凌兵
ミナもうすぐ、クマぞうランド閉まる時間だから、早く選べよな…
工藤ミナ
凌兵君のオススメは?
凌兵
これ(指差し)
お風呂でクマぞう、消しゴム、シャーペンセットを指さす凌兵君
私は、値段を見る 
工藤ミナ
4000円!?
凌兵
値段気にするな
俺が、買ってやるから
工藤ミナ
やっぱり、こっちのノーマルクマぞう消しゴムにするよ
凌兵
そうかじゃ会計行こうぜ
工藤ミナ
う、うん
私と凌兵君はレジへ向かい歩いて
レジに着き
凌兵君が消しゴムを買ってくれた。
そして、店を出た。
凌兵
ほら、大事に使えよな…
工藤ミナ
うん、ありがとう凌兵君(ニコッ
凌兵
じゃあ、俺は、これで…
工藤ミナ
じゃあね、凌兵君(ニコッ
凌兵
今日は、付き合ってくれてありがとな……
じゃあな……
凌兵君の背中を見送り、私も家へ向かって走り、そして、明日100円返さなきゃ
と思っている。

そして、家に着き、即ベッドの上へダイブして、寝てしまった。
それから、一ヶ月位が経った日
凌兵君と私は、余り話さなくなった……
それは、凌兵君が部活に、入って……
悪魔の………眼差しになってしまったから…
ホントは、話しかけたいでも…
100円もまだ返してないし、
うん、話しかけよ
私は、覚悟を決めて凌兵君に話しかける。
工藤ミナ
凌兵君……
こ、これ
凌兵
あ"?
工藤ミナ
ひっ!
凌兵
ミナ、何だよ??
工藤ミナ
こ、これ
私が100円を凌兵君に、渡そうと凌兵君の前に手を差し出す
だが………
凌兵
クマぞうランドに行った時の金だろ…
いらねぇよ、あれは、俺が、勝手に買っただけだろ!
工藤ミナ
そうなの…
いらないの?
凌兵
嗚呼……
工藤ミナ
うん……
前より会話が続かない…
と思い、もう少し話したいのか、わからないけど、私は、口を開いた。
工藤ミナ
凌兵君、部活行ってるの?
凌兵
お前には関係ねぇ……
工藤ミナ
なんで、私達友達でしょ?
凌兵
だから、お前には、関係ねぇって言ってるだろ(ギロッ
工藤ミナ
ひっ…
私は、凌兵君に、睨まれ…
たまらず、その場から、逃げ出して、
何処かに、向かう

???
工藤ミナ
はぁ、はぁ、はぁ
此処は、一本の木がある、ベンチ
私は、ベンチに、腰掛け、独り言を言っていた。
工藤ミナ
私は、凌兵君に、嫌われちゃったのかな…
変わったのは、私?凌兵君?もう、意味が分からない……
私は……誰?
誰なの…
子猫
ニャ~(テチテチ
工藤ミナ
猫?
子猫
ニャ~(テチテチテチ
工藤ミナ
どうしてここに?
子猫
ニャ~
猫は、私の前へ座り。
私は、なんでこんな所に猫がと思い、ながら、子猫を優しく抱き上げる
子猫
ニャ~ニャ~
工藤ミナ
貴方、おなかすいてるの?
子猫
ニャ~ニャ~
工藤ミナ
今食べものは、持ってないんだ子猫ちゃん。
子猫
ニャ~(しょぼん
櫻田賢治
櫻田賢治
工藤!
工藤ミナ
先生?
櫻田賢治
櫻田賢治
工藤、27番が心配してたぞ!
工藤ミナ
凌兵君が………
櫻田賢治
櫻田賢治
嗚呼
工藤ミナ
そんなはずは無いです!
櫻田賢治
櫻田賢治
何故そんな事が言える?
工藤ミナ
私は、凌兵君の事友達って、勝手に、思ってただけだったので……
櫻田賢治
櫻田賢治
いや、実は、27番……
灰崎にも、理由があったらしくてな……
工藤ミナ
理由?
そんなのあるはず……
櫻田賢治
櫻田賢治
今日、生徒面談の時間があったんだ、お前は、サボってたがな。
工藤ミナ
えっ!!
それは、すいません!!(ぺこり
櫻田賢治
櫻田賢治
まぁ、良しとしよう。
それで、灰崎が、工藤に、だけは、話していいと言っていたのだか…聞いてくれるか?
工藤ミナ
(ぺこり
是非聞かせてください…
櫻田賢治
櫻田賢治
じゃあ、話すからな!
工藤ミナ
はい聞く準備はOKです!
櫻田賢治
櫻田賢治
取り合いず光景を思い浮かべてくれ
工藤ミナ
は、はい!
生徒面談の回想
💭💭💭
櫻田賢治
櫻田賢治
27番の生徒面談を始める。
櫻田賢治
櫻田賢治
宜しくお願いします!
凌兵
よろしくお願いします……
櫻田賢治
櫻田賢治
入学してから、1ヶ月ぐらいが経ちましたが、学校には、慣れましたか?
凌兵
まぁ、慣れました。
櫻田賢治
櫻田賢治
友達は、出来ましたか?
又何人出来ましたか?
凌兵
友達?
多分出来てません……(ミナの事勝手に友達って、思ってるだけだしな、多分…これで、友達じゃないって……言われたらショックだし……)
櫻田賢治
櫻田賢治
そ、そうですか…
櫻田賢治
櫻田賢治
最近悩んでる事は、ありますか?
凌兵
15番に嫌われてないか心配です……
櫻田賢治
櫻田賢治
15番工藤か…
凌兵
はい
櫻田賢治
櫻田賢治
なんで、嫌われてると思うんだ?
凌兵
朝に、工藤が話しかけてくれた時に、俺は、睨んでしまいました…
それで、工藤が何処かへ行ってしまったので……
櫻田賢治
櫻田賢治
そ、そうですか。
回想終わり
櫻田賢治
櫻田賢治
分かりましたか?
工藤ミナ
なんとなくは、分かりました!
工藤ミナ
いま、凌兵君は、何処に?
櫻田賢治
櫻田賢治
部活か教室に居ますよ。
工藤ミナ
はい
サッカーグランド
早乙女
行くよ〜
佐曽塚
かかってこい(ボール持ってる)
早乙女
エンジェルレイ!
佐曽塚
うおっ、まぶしっ
早乙女
1回休憩!
佐曽塚
うん
工藤ミナ
見た感じ、凌兵君は、いないみたい……
早乙女
君?だれ?
工藤ミナ
はわっ!!
す、すいません
工藤ミナって言います!
早乙女
僕は、早乙女聖也
君、初めて見る顔だけど、1年生?
工藤ミナ
はい!
早乙女
君、運動部なんか、入ってるの?
工藤ミナ
何も入ってないです。
工藤ミナ
私、急いでるんでこれで
早乙女
うん、じゃあね。
教室(1年C組)
工藤ミナ
あっ……
凌兵
あっ……
工藤ミナ
凌兵君。(少しずつ近づく)
凌兵
く、来るな(後ろに下がる)
工藤ミナ
なんでよ(近づいていく)
凌兵
だから、来るなって!(下がる)
凌兵
あっ…(壁)
工藤ミナ
もう逃げられないからね(凌兵の前へ)
凌兵
俺をここから行かせろ!
工藤ミナ
やだ!
ドサッ
二人
あっ…
ちゅ
工藤ミナ(凌兵)
ちょ……
凌兵(ミナ)
えっ…
工藤ミナ(凌兵)
俺が…
凌兵(ミナ)
私が…
二人
前にいる!
凌兵(ミナ)
これどうなってんの!!
工藤ミナ(凌兵)
どうなってるって、お前とイザコザして倒れてキスしちまったからだろ!
凌兵(ミナ)
そんな……
工藤ミナ(凌兵)
……(俺の身体になって落ち込んでるんだろうな…)
凌兵(ミナ)
少女漫画みたいな話が!
ほんとにあるなんて感激!!
工藤ミナ(凌兵)
えっ…
凌兵(ミナ)
お互いの生活を頑張ろうね!!
工藤ミナ(凌兵)
なんで前向きなんだよ…
凌兵(ミナ)
いっだって前向きが、私の精神さ!!
工藤ミナ(凌兵)
はぁ、取り合いず、帰るぞ。
凌兵(ミナ)
凌兵君、じゃなかった、私は部活にいかなきゃ。
工藤ミナ(凌兵)
じゃあ、俺帰るから、お前の家教えろ…
凌兵(ミナ)
なんで?
工藤ミナ(凌兵)
なんでって、この身体で、俺の家に帰ったら、怪しまれるだろ
凌兵(ミナ)
そうか
ᝰ✍🏻(家の地図書いてる)
凌兵(ミナ)
はい
工藤ミナ(凌兵)
ありがとな…
凌兵(ミナ)
うん、凌兵君も書いて!
工藤ミナ(凌兵)
あ、嗚呼
ᝰ✍🏻(家への地図書いてる)
工藤ミナ(凌兵)
ほらよ……
凌兵(ミナ)
ありがと〜
じゃあね。
工藤ミナ(凌兵)
嗚呼…
サッカー部 部室
パタッ
凌兵(ミナ)
…(サッカープレーヤーには、ライセンスがあるって聞いたことがあるけど、どこにいれてあるのぉぉぉ凌兵くん!)
早乙女
灰崎
凌兵(ミナ)
早乙女…(これで合ってる??)
早乙女
灰崎✨
僕のこと苗字呼びしてくれた!
嬉しい(ぎゅっ)
凌兵(ミナ)
あっ、ちょ!?
早乙女
えへへっ
凌兵(ミナ)
……(これは、これで落ち着くからいいか〜)
佐曽塚
灰崎!
凌兵(ミナ)
(・o・)(誰?)
佐曽塚
灰崎が部活に来るなんて、熱でもある?
凌兵(ミナ)
熱なんかな、ねぇよ(ボロ出すとこだった?)
早乙女
(離れ)
灰崎がね、僕のこと苗字で呼んでくれたんだよ♪
佐曽塚
そうなの!?
じゃあ、俺のことは?
凌兵(ミナ)
トゲトゲ(名前わかんないし、これでいいやって咄嗟に言っちゃった…てへっ)
佐曽塚
灰崎、俺の事は、呼んでくれないの…
凌兵(ミナ)
うん…
佐曽塚
灰崎が「うん」って!
凌兵(ミナ)
あっ?
佐曽塚
いや、なんでも
佐曽塚
(にしても、威圧感がない気がする…)
早乙女
そういえば、灰崎部活来たのは偉いけど、もう終わっちゃったよ?
凌兵(ミナ)
そ、そうなのか…
じゃあな…
早乙女、トゲトゲ
早乙女
バイバイ👋
佐曽塚
バイバイ……(トゲトゲなんだ…)
工藤家
工藤ミナ(凌兵)
た、ただいま……
ミナ母
ミナ、おかえり
工藤ミナ(凌兵)
あ、うん
ミナ母
そういえば、冷蔵庫に、ドーナツあるから、食べてね。
工藤ミナ(凌兵)
う、うん
じゃあ、私は、勉強するね…(これでいいか不安)
ミナ母
勉強頑張れ。(ミナ熱でもあるのかしら?でも、かおあかくないし…)
ミナ母
(いつもなら、勉強やらないで、ゲームを真っ先にやるのに…)
工藤ミナ(凌兵)
えっと…ここがこうなって、これで、大丈夫。
工藤ミナ(凌兵)
よし、終わった〜(ミナのフリしてる)
ミナ母
もう、終わったの。
工藤ミナ(凌兵)
うん
プルルルル
ピッ
工藤ミナ(凌兵)
📞もしもし?
凌兵(ミナ)
📞今どこにいるの?
工藤ミナ(凌兵)
📞家、だけど…なんだ?
凌兵(ミナ)
📞今から〇〇公園に来れる?
工藤ミナ(凌兵)
📞嗚呼、
凌兵(ミナ)
📞じゃあ、また後で
プチッ
プープープー
数分後
〇〇公園
凌兵(ミナ)
呼び出して、ごめんね?(二人きりなので本心ではなしています)
工藤ミナ(凌兵)
別に、勉強終わって、暇だったし、いいぜ……(↑に同じく)
凌兵(ミナ)
それでさ、元に戻る方法見つけた気がするんだけど…
工藤ミナ(凌兵)
なんだ?
凌兵(ミナ)
キスして、入れ替わったんだから、キスして、もどればいいんじゃない?
工藤ミナ(凌兵)
はぁ!?(頬を赤らめ)
凌兵(ミナ)
大丈夫?
工藤ミナ(凌兵)
まぁな…
そんなのやるくらいなら、このままの方がまだマシだ!
凌兵(ミナ)
私の方がマシじゃないんだって…
工藤ミナ(凌兵)
じゃ、わかったよ…
目、瞑れ
凌兵(ミナ)
こ、こう?
工藤ミナ(凌兵)
一瞬だからな…
ちゅっ
凌兵(ミナ)
凌兵!?(ボフッ)
バタッ
凌兵(ミナ)が驚きの余り、凌兵と声をあげ、倒れる。
バタッ
ミナ(凌兵)が恥ずかしさで、顔を赤らめ、気絶して…
工藤ミナ
私は、一体何を…
工藤ミナ
って、凌兵君?
てことは…
工藤ミナ
元に、戻った?
凌兵
う、んっ
凌兵
あ、ミナ
戻った見てぇだな…
工藤ミナ
うん!
その後、戻った記念?に二人でクマゾウランドに行ったとさ。
二人の距離は、結構縮まった。
その後、学校で、馴れ馴れしく、灰崎と話してた為カレカノ疑惑が、一年C組の中で起きていた。
クイン・カイ
クイン・カイ
ミナと凌兵は、カレカノダヨナ…
工藤ミナ
彼女じゃないから!
凌兵
彼氏じゃねぇからな!

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