第13話

Precious 9
1,399
2024/05/06 05:00 更新
あの出来事があった日から1ヶ月とちょっとがたった頃
















僕は何回かリノに「慰めてくれ」と言われ、体を重ねてしまっていた。















ヤッては後悔し、ヤッては後悔しの繰り返しだった。

















いつも通りの時間にバイトが終わり、制服から私服に着替え、携帯をチラ見する。















(なまえ)
あなた
……あれ、リノから電話かかってきてる、
















いつもはいきなりかかってくることなんてないのに、
















不在着信の通知が5件も入っていた、















奏叶
奏叶
お疲れ
携帯ガン見してどしたの
(なまえ)
あなた
んっ、?えっ?あっ、いやぁ、なんでもない
奏叶
奏叶
帰ろうぜ
タイムカードお前のも切っといたから
(なまえ)
あなた
さすが奏叶
ありがとな
奏叶
奏叶
そりゃどーもー。
ほら行こうぜ
















奏叶とバイト先を出て、家路に着く。














奏叶
奏叶
あー、今日もあんまお客さん来なかったなぁ
(なまえ)
あなた
まぁ、住宅街の中にぽつんとあるカフェだしな
奏叶
奏叶
でも俺、あそこの雰囲気マジで好きなんだよ
なんか落ち着くというか?
(なまえ)
あなた
わかるわかる
奏叶
奏叶
で、どうよ
リノさんとは
(なまえ)
あなた
んー、特になんも
奏叶
奏叶
今もちょくちょく家きてんの?
(なまえ)
あなた
まぁな















奏叶には、さすがにヤッてることは伝えられなかったけど、家にちょくちょく来てることは話した。















奏叶
奏叶
そっか、
まぁ、なんかあったら言ってよ
俺、いつでもあなたの味方だからな
(なまえ)
あなた
ありがとう奏叶
奏叶
奏叶
おう!
じゃあ俺こっちだから!
(なまえ)
あなた
うん!お疲れ
奏叶
奏叶
おつかれ!またな!















奏叶と別れ、自分の家のオートロックを開け、エレベーターで自分の家がある階まで上がる。















すると、自分の家の前に人影があった。















こんな時間に誰だ……















恐る恐る近づいてみるとそこには















あのうさぎみたいなやつが立っていた。















リノ
リノ
……なんで電話出ないの、















僕を見るやいなやそうつぶやく彼















(なまえ)
あなた
ごめん
バイトだったの















と鍵を開けながらつぶやく僕。
















そっから、「いつもの場所」に行くまで2人とも無言だった。














(なまえ)
あなた
……で、なに、どうしたの、
いつも自分から電話なんてかけてこないのに
リノ
リノ
…………なんでもない
















と言って彼は僕を押し倒し、乱暴に服の中に手を入れてきた。

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