せなsaid
アラームの音で目が覚めた瞬間、鉛のように重い体がベッドに沈み込む。
視界がぐらりと揺れて、天井が遠のいていくような感覚。
私の名前はせな。Snow Manの紅一点で佐久間の妹。
華やかなステージの裏で、私は「低血糖」と「起立性調節障害」という二つの病気と戦っている。
メンバーには、内緒。
みんなの足を引っ張りたくない。ただ、9人と同じ景色を見ていたいだけ。
フラフラする足取りでなんとか楽屋にたどり着き、ソファーに倒れ込むように座った。
冷や汗が止まらなくて、指先が少し震える。
口の中でゆっくり溶けるラムネの甘さが、少しだけ私の重い体を支えてくれる。
でも、今日のスケジュールは過酷だった。
新曲のダンスリハが始まってから、もう3時間が経とうとしている。
立っているのが精一杯で、手足の感覚がなくなっていく。
隣で踊っていたお兄ちゃんが、スタッフさんに呼ばれて一瞬だけステージの端へ移動した、その時だった。
膝の力がふっと抜けて、世界がぐにゃりと歪んだ。
倒れる。
そう確信して目を閉じた瞬間。
ドサッ、と大きな音が響く前に、私の体は温かくて大きな腕に受け止められた。
耳元で響いたのは、さっくんの声じゃない。
もっと低くて、どこか焦ったような・・・・・。
薄く目を開けると、そこには信じられないくらい至近距離で、私を必死に見つめるめめの顔があった。
めめの鋭い声が練習室に響き渡り、音楽が止ま
る。
駆け寄ってくるメンバーたちの足音。
そして、遠くでお兄ちゃんが
と叫びながら、見たこともないような形相でこちらへ走ってくるのが見えた。
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どうでした??
今回の小説は瀬奈の心情?的な物が多くなると思います!
ちょっとタイプを変えてみたくて!どっちがすき!とかあればコメントしてくれてもOKです!
久しぶりに文字数多くなった気がする!!
フォロー、♡、☆、コメント待ってます!
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。