朝の支度を終わらせ、外で真緒達を待とうとするとインターホンが鳴った。
ちょうど真緒が凛月をおんぶして来た。私は親に挨拶をしてから、家をでる。
真緒は凛月を背負い直し、私の隣に歩く。暫く沈黙が続く。
凛月がむくりと起き、私に話しかける。
凛月は微笑みながら私に小指を立てる。『約束』と言うのは、紅茶部のことだろう。
真緒は私達の会話を聞いて目を丸くしていた。
凛月は真緒に微笑み、
わざとらしく語尾にハートをつけた話し方をし、人差し指を口元に当てる。それを言われた真緒は少しムッとして、
凛月は私に目線を送る。私を巻き込むのはやめてもらって。
凛月は顔を顰めて私を見る。え?なんか今怒らせること言った?
真緒は凛月の表情とは対称的に明るくなった。
そんな話をしていると、校門が近づいてきた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。