第65話

⛄️年末
772
2023/10/23 09:00
あの会見の後、お婆ちゃんのことについてはXでトレンド一位になり、SnowManさんと撮った写真と照兄ちゃんとの関係をインスタに投稿したら、それもバズった。


そして、あれからまた時が経って年末に、紅白に出場するため、12/30に日本に来た。


泊まるホテルで荷物を置いたら、今日は久しぶりに会える人がいて、集合場所に行く。


そしたら
ミコ
ミコ
あなたの下の名前!久しぶり!
マネージャー
マネージャー
やあ!
ミコちゃんと元マネージャー、なかなか予定が合わず、私が日本に帰った時も会えなかった。
(なまえ)
あなた
本当久しぶり!なんか雰囲気変わったね!
もう3人とも有名人だから、キャップは必須、ミコちゃんに至っては伊達メガネをしている。
マネージャー
マネージャー
じゃあ行こうか!
3人でカフェに行き、互いのことを話す。
ミコ
ミコ
韓国の生活はどう?
(なまえ)
あなた
なんとか頑張ってる、元からモモ以外の人とも仲良かったけど、みんな忙しいし会えないから、事務所の同期とも仲良くなってるよ!
マネージャー
マネージャー
よかった、あ、前にリサとジェニに会ったって本当?
(なまえ)
あなた
あ、うん、番組で共演して
マネージャー
マネージャー
本当私も韓国行きたい!みんなに会いたすぎる!
(なまえ)
あなた
二人はどうなの?
ミコ
ミコ
私は捗ってるよ、最近10代の後輩できてさ、マジ大変、いろいろ出来なさすぎて
(なまえ)
あなた
新人だから仕方なくない?失敗はあるよ
ミコ
ミコ
私が言ってるのは礼儀の方、見るからに、え?ってことしてて、スタッフさんたちも呆れてる
マネージャー
マネージャー
だから結構ミコの発散に私とマネージャーついていってる
(なまえ)
あなた
そうだったんだ、結構大変な日々を送ってるんだね
マネージャー
マネージャー
それで、モモさんとはどうなの?先のこと考えてるの?
(なまえ)
あなた
順調に進んでるよ、先のことは話してないな、まあ一緒になりたい想いはあるけど、まだデビューしたばかりなのもあるから
ミコ
ミコ
タイミングだよね本当、でもそんな焦らなくて良いと思う
マネージャー
マネージャー
まあ、確かに、前の会見見たけど、二人隣同士になってて、その話題はならなかったのに、幸せそうなのは目に見えたよ!
ミコ
ミコ
そういう貴方は?bpの人とどうなの?
マネージャー
マネージャー
私?私は別に
え、これって前にリサオンニが話してたこと?
(なまえ)
あなた
なんかあったの?
ミコ
ミコ
もうあなたの下の名前には話していいんじゃない?この子、好きな人できたって相談受けたの
(なまえ)
あなた
え、それがblackpinkにいるの?
マネージャー
マネージャー
うん、もうわかるよね?私の推し
(なまえ)
あなた
ジェニオンニ?
マネージャー
マネージャー
そう
なんだ、2人両思いじゃん、でもこれはリサオンニに内緒にと言われてるから言わない。
(なまえ)
あなた
やっぱ会ってみてよかったんだね!
マネージャー
マネージャー
うん、人柄もよくて色々プレゼントくれたの!このバッグとか、香水とかも!
(なまえ)
あなた
おお!なんかジェニオンニが選びそう!
マネージャー
マネージャー
まあ最初は推しだったけど、段々彼女に他の人の影とか出てきたら、嫌になって、でもやっぱり自信なくて、関係性変わるのが怖いんだよね
(なまえ)
あなた
関係性って、恋人になるのが?
マネージャー
マネージャー
推しが恋人になるって夢のようだけど、やっぱ離れてて中々会えないから良かったのに、それが恋人になると変わってくでしょ?
(なまえ)
あなた
んー、そうだな、そんな距離ってできるの?今の時点で距離めちゃある?
マネージャー
マネージャー
まあ、普通に友達って感じかな?
(なまえ)
あなた
それなら、その感覚でいたらいいかも、私もモモといつの間にかアイドルとかそんなのなくて、友達みたいになってたし
ミコ
ミコ
さすが経験者だね!
マネージャー
マネージャー
ありがとう、またジェニに連絡してみるよ!
いろいろみんなと話して、その後解散した。気づけばもう夜になってて、泊まるホテルに戻ろうと思った。


すると、後ろから誰かに抱きつかれる。
(なまえ)
あなた
きゃー
モモ
モモ
しっ、私だよ!
(なまえ)
あなた
あ、ごめん、でもなんで?
モモ
モモ
さっき日本に来てん!ちょっと外散歩しようと思ったら、たまたまあなたの下の名前がいて!
(なまえ)
あなた
そうだったんだ、本当びっくりしたよ!
モモ
モモ
今日楽しかった?確かミコちゃんたちといたんでしょ?
(なまえ)
あなた
うん、楽しかったよ!
モモ
モモ
ねえ、今から戻る予定だった?
(なまえ)
あなた
そうだけど
モモ
モモ
その前にちょっといい?
(なまえ)
あなた
え?
モモは私の腕を引っ張って、ある場所に行った。
(なまえ)
あなた
あれ、ここって
そこは、私たち結婚しましたで、最終回に来た教会があるビルだった。


懐かしいなと思いながら、中に入ると、エレベーターに入った時、モモは屋上のボタンを押した。


屋上に着くと、冬だから風が吹いて寒さが最初に感じられたが、そんな寒さを吹っ飛ぶ光景があった。
モモ
モモ
どう?
(なまえ)
あなた
すごい、綺麗!
あの時は屋上に来なかったからわからなかったけど、綺麗な夜景が広がっていた。
モモ
モモ
前に来た時、私最初に予約とかで来てたから、屋上にも来てたの、ドラマではできなかったけど、いつか行けたらなって思ってた、一年以上かかったけど
(なまえ)
あなた
ううん、嬉しいよ!でも本当、一年経っちゃったね。
モモ
モモ
そう、いろいろあったけど、本当あなたの下の名前の恋人で幸せだった!
(なまえ)
あなた
え、私だってそうだよ
何だか急に空気がしんみりし始めた。
モモ
モモ
私さ、最初は不安だった、遠距離だし、あまり会えないし、近くであなたの下の名前のこと守れないし
(なまえ)
あなた
そんなことないよ
モモ
モモ
正直あなたの下の名前が韓国デビューしたときは嬉しかった、近くで見守れるって、でもそうじゃなかった
まあ確かに、同じ国にいるとはいえ、互いの仕事で忙しくて、たくさん会えるわけじゃなかった。
モモ
モモ
だから私にあなたの下の名前の恋人が務まってるのかわからなかった
(なまえ)
あなた
何で急にそんなこと言うの?恋人が務まるとか、恋人って務めるものなの?
モモ
モモ
相手が困ってる時に助けられない、そんな状態で恋人って言える?
(なまえ)
あなた
それは、仕方ないことでしょ?それに、私は恋人がいても、何もかも頼ってばかりよりは、いいと思う。それに私は日本にいても、ちゃんと支えてくれる人がいたから、やっていけたの!
モモ
モモ
ミコちゃんとかね、でも正直私がそばにいてやれないなんてって気持ちがあった…
(なまえ)
あなた
モモ…
モモ
モモ
遠距離恋愛するなんて、当時のあなたの下の名前のマネージャーにも大丈夫って言ったけど、本当は不安だった、でもあなたの下の名前は違った、真剣に大丈夫だって言ったから、負けちゃいけないって思って突っ走った
(なまえ)
あなた
私だって不安だったよ、なんか、この流れ、もしかしてモモ…
でも、モモが決めたならいいよ?
モモ
モモ
ごめん、違う、最後まで聞いて。
私は、確かにそうなった、近くに居られないなんて恋人失格って、でもあなたの下の名前はそんなこと1ミリも思ってなかったんでしょ?実際まだ日本にいた時も、そんな顔一切見せなかったし、だからこれからは、近くで見守りたい、そう思った、だから、
(なまえ)
あなた
うん
モモ
モモ
韓国で、一緒に住まない?
(なまえ)
あなた
え、もちろんだよ!
私はてっきりモモに別れを告げられるとか思ってた、モモもやっぱり不安に思ってたんだね、というより、ここまで重く考えてたなんて。


でも私もモモを支えれるようにならないと、一緒に住むなら、彼女の一番の理解者になる。


私たちは手を繋いで、お互いのホテルに向かって歩いた。

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