トントントン
トントントン
ジュー ジュー
よし、おっけい
ピコン
?
[ 康二 ] すまん!!撮影おしてて帰り遅くなるわ!
そっか、、
ピコン
[ 康二 ] ご飯はうちで食べる!
待っとくか。
・
・
・
* * *
あかん!予定より遅なった!
お疲れ様でしたぁ!
まねぇじゃぁ!すまぁん!
いーよいーよ
今日は?
照にぃが待ってんねん!
急ぎめで頼むわ!
はいはーい
時刻は22時半。
もう寝てるかなとも思いつつ、向井は自宅に戻った。
ちとコンビニ寄ってくれへん?
りょーかい
新商品のお菓子出てんのよ〜
照にぃが毎日のように食べたいゆーからさぁ
惚気はいーんで早く行ってきてくださーい
惚気けてへん!
自宅到着
ありがとうなぁ!
おつかれさま〜
早く帰ってあげて
ほいほい
コンビニで買った新商品を喜ぶ姿を想像しニヤニヤ笑いながら玄関の鍵を開ける。
カチャン
帰ったッッ……///!!?
う゛ッ///
この匂いッ///
玄関を開ける前から少し漏れていた甘ったるい匂い。
まさかとは思いつつ玄関を開けた瞬間、強い匂いと立っていられないほどの刺激が向井を包んだ。
ハァハァッ……///
ひかッ……///
どこかで倒れてるかもしれない恐怖に包まれ、力を振り絞って岩本を探す。
どこ、ッやねんッ///
リビングや風呂場はいない。
ここ、、しかあらへんッ……ッ///
ッ、ぁッ、こぉじっ゛ッハァハァんっ♡♡
はやッくぅッッ、こぉじっッハァハァ、ぅっ゛んっ゛ぁぁっ♡♡
寝室から聞こえてくる向井を求める岩本の甘い声
ここやっッ……///
オメガの匂いに充てられ倒れそうになりながらも岩本の元へ向かった。
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