pr side
気づけば夏が終わりかけて、またメンバーで集まる会議の日。
けちゃは、いつものように明るく笑ってた。
でもその隣に、今日は──まぜ太がいた。
まぜ太が画面越しに、ちらっとこっちを見た。
その目は、いつものツンとはちょっと違ってて──
俺は、やっと気づいた。
でも、俺は後悔してない。
俺はちゃんと、けちゃと過ごしたこの夏が、すごく愛おしかった。
だから。
けちゃが言ってくれるなら、何度だって、俺は隣に座る。
たとえその隣に、誰か別の“特別”がいたとしても。
笑って、隣に座る。それだけでいい。
俺の夏は、けちゃの笑顔でずっと満たされてたから。
The End












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。