メモをする
ポンと雅の頭に手を置く
と、帰路を歩いていく
翌日
雅は学校を休み月に1度行われる白羽組の会議に出る
これには、政治の人も参加する
使用人「とてもお似合いでございます、お嬢様
m(_ _)m」
雅は着物を来て参加する
使用人「いいえ、今回は少し大人びた雰囲気にさせて頂きました」
使用人「お嬢様のお役に立てて光栄です」
スタスタと会議場所に向かう
ヤトが襖を開け入るよう促す
お辞儀をし、白羽組組長の隣に座る
政治「そのような者が増えてきて居るのですか、白羽組だけでは、歯がたたないと?」
部下「いいえ、そのような事は決してございません」
※部下は組長が認めた雅・ヤト率いる第十席が会議に参加出来る
因みに、雅は第一席・ヤトは第二席
政治「第十席がそれぞれ動いて仕事してくれているのは事実、だが、最近は一般人にも被害が及んでいると聞きますぞ?」
部下「我々もそうならない様に一日中動き回っています。ですが、様子がおかしいのです」
皆がヤトの方を向く
政治「流石雅嬢ですな」
全ー組長・ヤト・雅「!!!」
政治「それはまずいのではありませんか!?雅嬢は次にこの世を継ぐもの、、」
政治「どうするのです!?」
部下「それを今話し合うのです」
ザワザワザワザワ
組長が喋る途端皆が静まる
全ー組長「!!!」
政治「あの、雅嬢がこの会議で喋るというのか?」
部下「初めて声を聞くかもしれない、、」
雅はこの会議は毎回喋る事はない
政治「言うのなら?」
全ー組長・雅「!!!」
部下「お嬢!あなたはこの組を次期継ぐものなのですよ!?そんなに簡単に命を、」
会議終了後
部下「組長!!なぜ、反対しないのです!?」
部下「お嬢が死ぬという事になぜ、いい心がけだと………」
部下「!!」
部下「も、申し訳ありませんでした、し、失礼、します」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。