第5話

お家(1)
774
2023/04/24 12:05 更新
先日、叶さんから借りたカーディガンを返そうと思い、マンションを訪ねるつもりだったはずが何故か私は今、叶さんの家のリビングにお邪魔している。
遡る30分前________
ピンポーン
叶
はーい、あれ
叶
あなたさん?こんな時間にどうしたんですか?
あなた
こんばんはー!遅くに申し訳ないです
あなた
この前借りたカーディガンを返そうと思って
叶
なるほど、わざわざ申し訳ないです
叶
せっかくだし上がっていってください
あなた
ええ、そんなお気遣いなく!
あなた
もう時間も遅いですし、、
叶
そんなに僕の家に入りたくないんですか?
叶
悲しいです
叶さんは寂しそうな表情をしながら涙を浮かべていた
あなた
え、叶さんもしかして泣いてますか、、?
あなた
泣かせるつもりはなかったんです!!!
あなた
ぜ、是非お邪魔させてください!!!
私が必死に慌てていると
叶
あはは、あなたさん慌てすぎ笑
叶
嘘泣きですよ笑
あなた
もう焦ったじゃないですか、、
あなた
次やったら本当に怒りますからね、、!
叶
騙されるあなたさんが悪いもーんね
叶さんにはいつも騙されてしまう。あまりにも演技が上手なのでいっそのこと俳優の道に進んでも良いんじゃないかと時々思う。
そんなこんなでなんと叶さんのおうちにお邪魔することになったのだ。
あなた
お邪魔しますー、、
あなた
わ、、凄いお洒落、、
あなた
天井たかっ
叶さんの家は普段の配信背景と雰囲気がとても似ていた。モノトーンで統一されたシンプルかつ洗練されている印象で、天井が高く、ふんわりと甘い官能的な香りがした。そのせいか妙に鼓動が速くなり、叶さんに聞こえてしまうんじゃないかと心配で堪らなくなった。
叶
天井が高いのが気に入ってこの家にしたんです
叶
インテリアにはこだわりがあるのでそう言ってくれて嬉しいです笑
あなた
お洒落すぎて、、私の家とは大違いです、、笑
あなた
でも生活感があまりないですよね
叶
あー、じゃああなたさんが生活感を出してくれませんか?
あなた
ん、どういうことですか、、?
あなた
荒らせってことですか!!笑
あなた
それなら得意分野です!!
叶
是非お願いします笑
たわいのない話をしていると
叶
あ、良かったら配信部屋みていきますか?
あなた
え!!!良いんですか!是非!
叶
こっちです笑
そう言われ、私は配信部屋に案内された___

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