第4話

2,331
2024/03/28 08:00
 ハチャメチャに悩んだんですけど 、

 無馬はALLINに入れることにします


 なので 、あくまでもこれはとある1人のお話 、

 として読み進めてください🙏🏻💦


 無馬は変わらずアンダーボスという立場で

 進めさせていただきます😌
 
 ◇ ◇ ◇
 
 
  れりあさんとわきをが言い合いをして 、

  15分程経った頃 、やっと収まり 、俺の方に

  来たわきをは少し怒りながらも 、

  俺の車に乗った 。
 
 
(なまえ)
あなた
  女は大切にしないと
  カノジョに嫌われるぜ?  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  ケッ 、誰があんな奴  
  大切にするかよ 。
 
(なまえ)
あなた
  そういう意味じゃ … 、  
  はぁ 、まあいいや 。
 
(なまえ)
あなた
  何処行きたい?  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  … ここ 。  
 
 
  わきをが指した 、

  カーナビのピンの場所を見れば 、

  そこはただの駐車場だ 。


  思わず 、わきをの顔を見てぱちくり 、と

  瞬きを繰り返す 。
 
 
(なまえ)
あなた
  こんなとこに用あんの?  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  何処でもいいだろ 。   
  早く出せ 。
  急いでんだろ?  
 
 
  聞いてはいけないことを

  聞いてしまったのか 、

  わきをはぷい 、と窓の外に目線を向ける 。


  変なの 、なんて思いながら運転をしていると

  目的の駐車場についた 。


  わきをが「 ありがと 」なんて小さく返事を

  した後 、車を出そうとすれば 、

  呼び止められた 。
 
 
(なまえ)
あなた
  …?
  どうしたんだ?  
 
 
  脳内にはてなマークを浮かばせながら 、

  車から出れば 、わきをがガレージから

  赤色のバイクを出した 。


  うーん 、バイクとか車には疎いが 、

  これは見たことがある 。
 
 
(なまえ)
あなた
  あ 、思い出した 。
  ハクチョウって奴だわ 。  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  … お前 、やっと覚えたか 。  
  車とかバイクの名称 。 
 
(なまえ)
あなた
  おい 、馬鹿にしてるだろ 。  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  そんな 、してる訳無い  
  じゃないッスか ~(笑)
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  あなたのあだ名なら知らない筈 、  
  無いもんなァ?(笑)
 
 
  俺の顔を覗き 、きっもい顔で煽ってくる

  わきをの顔面を蹴ってやると 、

  声にならない叫び声をあげて殴られた顔面を

  抑えている 。
 
 
(なまえ)
あなた
  チッ 、そんなんなら
  俺もうALLINいくぞ 。  
 
 
  腕を組み 、わきをにそう言い放てば 、

  違う意味で捉えたのか 、綺麗な土下座を

  してきた 。
 
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  本当にすみません 。
  ガチですみません 。
  なので 、それだけは …   
 
(なまえ)
あなた
  アハッ 、おもしれェの ~ (笑)   
  そんな簡単に引き抜かれは
  しねェヨ 。
 
(なまえ)
あなた
  んで 、このバイク誰に  
  あげんの?
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  ん?お前 、ここまで来て  
  気づかないマ …?
 
(なまえ)
あなた
  ン ~~~ ?  
  どゆこと?  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  吾輩から 、日頃の礼だ♡  
 
(なまえ)
あなた
  ……… ハ?  
 
(なまえ)
あなた
  きっしょ 。  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  はァ?てめぇ 、さっきの
  俺見てェになりたいか …?  
 
(なまえ)
あなた
  そうなったら 、ウェスさんに  
  チクってやる 。
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  こいつ 、最強の後ろ盾が  
  あるんだった …
 
 
  てか 、" 日頃の礼 " ってなんだ?


  それはどちらかというと 、

  俺がするべきでは?
 
 
(なまえ)
あなた
  てか 、日頃の礼って何?  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  傭兵だよ 。
  お前には助けられてばかり  
  だからな 。
 
(なまえ)
あなた
  そういいことなら … 、
  貰えない 、かなァ …?(笑)  
 
(なまえ)
あなた
  俺は 、仕事をしてるだけだ 。  
  それに 、貰った金は俺の
  生活の足しだし … 、
 
(なまえ)
あなた
  逆に感謝するのは 、  
  俺の方だよ 。
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  いや 吾輩は意地でも渡すぞ 。  
  今日のID教えろ 。
 
(なまえ)
あなた
  ウーン …?
  話聞いてた?  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  聞いても尚 、俺はお前に  
  くれてやるって言ってんだ   
 
(なまえ)
あなた
  … はァ 、
  185 、だ 。  
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  ん 、ほらよ 。  
 
 
  ピコン 、という軽快な音が 、

  俺のガレージにそのバイクが移動された事が

  分かる 。
 
 
(なまえ)
あなた
  ん 、ありがと 。  
  大事に使うよ 。
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  いつも仲良くしてる警察共に  
  見せてきたらどうだ?(笑)
 
(なまえ)
あなた
  ふはっ 、そうするよ 。
  それとモンさんにも見せて  
  こよっかなァ … 。
 
 
  ガレージからバイクを取り出し 、

  それに跨る 。
 
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  どうだ? 乗り心地は 。  
 
(なまえ)
あなた
  さいっこォ … ♪  
 
(なまえ)
あなた
  これで 、ALLINアジトまで  
  いっちゃお
 
キ ャ プ テ ン わ き を
  ハハッ!
  見せつけてこいよ!!  
 
(なまえ)
あなた
  おう 。
  ありがとな 、わきを 。  
 
 
  そう言って 、俺はエンジンを吹かし 、

  バイクを走らせる 。


  ふふふ 、モンさん達に会うの楽しみだなァ ~
 
 
 〜 
 
 
  ぶんぶん 、とエンジンを吹かし 、

  ALLIN アジトに向けて走っていると 、

  エスタークとすれ違う 。


  すれ違いざま 、互いに「 あ 」と口を揃える 。


  まあ 、どうせアジトで会えるからいっか 、

  そう思った俺は 、そのままアジト方面に

  一直線に走ることにした 。
 
 
(なまえ)
あなた
  とーちゃく 、  
 
 
  バイクから降り 、

  そのままその位置で止めることにした 。


  まだモンさんに見せてないし 。


  アジトへの合鍵は貰っている為 、

  入ろうとすると 、後ろから車で追っかけて

  来ていたエスタークが俺に声を掛けた 。
 
 
(なまえ)
あなた
  エス ~ 、さっきはすまんね 、  
  無視しちまって 。
 
エ ス ターク・z・ダーク ネ ス
  いや 、いいんスよ!
  どうせアジトで会えますし!  
 
 
  無駄に元気な声で 、そう言うもんだから 、

  俺は思わず 、口角が上がる 。
  

  そんな彼の頭を撫でたくなる衝動がクるが 、

  なんとか耐え 、

  ただ 、にこりと微笑むことしか出来なかった 。
 
 
エ ス ターク・z・ダーク ネ ス
  そう言えば 、あなたさん 、
  ハクチョウ持ってたんスね ~   
 
エ ス ターク・z・ダーク ネ ス
  買ったんスか?  
 
(なまえ)
あなた
  お 、エスはよく分かるねェ …  
  これきょー貰ったんだァ ~
 
エ ス ターク・z・ダーク ネ ス
  え 、今日 、貰った … ?  
  … 買ったではなく 、?
 
(なまえ)
あなた
  ん 、そう 。
  日頃の感謝 、だってさ 。  
  マメだよねェ ~ …
 
エ ス ターク・z・ダーク ネ ス
  あ 、びっくりした ~ 、
  今日なんかの記念日かと思っ  
  たッス … 、
 
(なまえ)
あなた
  くハハ 、もうギャング内では  
  知れ渡ってるだろ(笑)
 
(なまえ)
あなた
  知らない奴のが 、  
  珍しいヨ(笑)
 
 
  そんな話をしながら 、

  煙草を1本 取り出し 、取り出したライターで

  カチリ 、と火をつける 。


  ふぅ ~ … と 、煙を吐き出していると 、

  突然 、目の前が真っ暗になった 。


  こんな事する人 、

  ALLINではひとりしかいない 。
 
 
(なまえ)
あなた
  モンさァん …?  
 
Mon D
  あ 、バレタ?  
 
(なまえ)
あなた
  モンさんしかいないでしょ 、  
  こういう事する人 。
 
Mon D
  俺の事ヨク知ってンじゃン 。  
 
 
  お気に召したらしいALLINのボスは

  俺の目から手を離す 。


  暗闇から解放され 、眩しい光が俺の目を

  刺す 。
 
 
(なまえ)
あなた
  あ 、見てこれ 。
  かっこよくない?  
 
 
  寄りかかっていたバイクから身体を離し 、

  じゃじゃーん 、とモンさんに見せる 。
 
 
Mon D
  ハクチョウじゃン 。  
  買ったノ?
 
(なまえ)
あなた
  いや 、貰いモン 。
  さっき貰ったばっかなんだよ ~  
 
 
  俺が「 貰い物 」と言った瞬間 、

  彼の表情が曇る 。


  あれ 、なんか変なこと言ったっけ?
 
 
Mon D
  だかラ 、これ 、餡ブレラの  
  ステッカー貼られてンの?
 
(なまえ)
あなた
  え 、ステッカー?  
 
 
  モンさんが指をさすところをみれば

  そこにはバッチリ餡ブレラのステッカーが

  貼られていた 。
 
 
(なまえ)
あなた
  … ほんとだ 。
  気づかなかったわ 。  
 
 
  俺がそう呟くとモンさんが

  餡ブレラのステッカーの上に

  ALLINのステッカーを貼ろうとする 。
 
 
(なまえ)
あなた
  ちょ 、モンさん!?  
  それは流石にだめ 。
 
Mon D
  なんで?  
 
Mon D
  あなたは餡ブレラじゃなくテ、  
  俺らのでしょ?
 
Mon D
  それとも餡ブレラのモノに  
  なったノ?
 
(なまえ)
あなた
  俺はギャングみんなのモン
  だって言ってるだろ …!?  
 
Mon D
  だったら 、別に良いでしょ 。  
 
(なまえ)
あなた
  抗争になるからだめだ!!  
 
 
  必死にステッカーを貼る手を止めていると 、

  突然 、モンさんが諦める 。
 
 
Mon D
  じゃア 、火 、頂戴 。  
 
(なまえ)
あなた
  え 、それくらいなら 、  
  別にいいけど 、?
 
(なまえ)
あなた
  ん 、どーぞ 、  
 
 
  承諾すれば 、

  俺が咥えている火のついた煙草に

  モンさんが咥えている煙草を近づける 。


  所謂 、シガーキス 、というもの 。


  少しすると 、モンさんのほうの煙草にも

  火がついた 。
 
 
Mon D
  ありがトー  
 
 
  そう言って 、彼はアジトの方へと

  去っていく 。


  相変わらず 、

  あの人の感情はそう簡単に読めそうにない 。


  小さなため息を零しながら背中を見ていると 、

  気配を消して近寄って来たのか 、

  無馬が俺の背後に立っていた 。
 
 
(なまえ)
あなた
  どうしたの 、なしま 。  
 
無 馬 か な
  僕にも 、火 、ちょーだい 。  
 
(なまえ)
あなた
  ん … いーよ 。  
  はい 、
 
 
  無馬は俺の背後に立ったまま 、

  俺の肩に腕を回し 、俺の咥えている煙草に

  自身の煙草を近づける 。


  こちらも同様 、少しすれば火がつき 、

  離れようとするも 、無馬が俺の首にまいた

  腕にぐ 、と力を込めた 。


  煙草を無馬の方から離せば 、

  首にまかれた腕は段々と下がっていき 、

  俺の腰にまで辿りつけば 、ぐい 、と

  無馬の方に引き寄せられる 。
 
 
無 馬 か な
  いつ来てくれんの 、  
  ALLINに 。
 
(なまえ)
あなた
  さァね 、俺の気が変わったら  
  カナァ …?
 
無 馬 か な
  他のギャング行ったら 、
  僕が 、お迎えに行ってあげる  
 
(なまえ)
あなた
  いい感じの雰囲気の中で  
  そんな怖い事言うなよ(笑)  
 
無 馬 か な
  僕達のだもん 。  
  お迎えに行って当たり前 、  
  でしょ?
 
(なまえ)
あなた
  ハイハイ 。
  ま 、俺はギャングのモンって  
  のは変わりねェからなァ …
 
(なまえ)
あなた
  じゃァ 、その時は
  なしま"が"迎えに来いよ?  
 
無 馬 か な
  んふ 、当たり前でしょ 。  
 
 





 ◇ ◇ ◇
 
  おーるいんは絶対距離近いよね



  シガーキスとか普通にしてそう( 偏見 )

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