第23話

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2024/05/07 13:00















🐿










みんな俺って言ったら、まぁ3つ目ぐらいには
人見知りって思い浮かぶと思う。

実際、超が付くほどの人見知りだし間違ってないんだけどさ、あなたにはどこか違う気がする。

はじめてあなたを見た瞬間から、メンバーのみんなと話すように接すことができていたと思う。





(なまえ)
あなた
はにおっぱ、!おはようございますっ





毎朝、あなたのあいさつを聞くたびにどこか安心して、
俺も大丈夫なんだ、1人じゃないんだって思ってしまう。



ほんと、意味分かんない。









他の練習生たちにいじめられてたとか、
家庭環境が最悪だったとか、今まであなたの事を知れば知るほど驚いて、悲しくなって色んな感情が忙しかったけど、

アイドルだったと言う事実には、驚きはなかった。
最初からあなたが、うかちゃんだって気づいてた訳じゃない。

どこか雰囲気っていうか、周りにまとってるオーラが
なんとなく似ている気がした。
実際に、会ったことはないからイメージと合ってたって
言ったほうが正しいかも。





ゆ ら
ゆ ら
あ、ハン先輩っ!お疲れ様です!
り あ
り あ
こんにちは〜!





前に一度、ゆらちゃんとりあちゃんから話しかけてもらったことがある。

話しかけてもらったっていうか、挨拶してもらっただけだけど、ものすごく明るくてどこか面倒見が良さそうな2人のことを今でも鮮明に覚えている。

その挨拶が最初で最後だったから。





(なまえ)
あなた
オッパたちのお役に立てて嬉しいです





曲のアドバイスをもらったときにポロッと言った1言。

俺もあなたの役に立てる人になるからね、
俺は他のみんなより時間はかかるかもだけど待ってて。

きっとあなたのこと幸せにするから。














🐥









あなたは、僕が生きてきた限り一番綺麗で可愛くて
何一つ欠点がない完璧な女の子だと思う。

おまけにアイドルには欠かせない歌唱力、ダンスやラップの実力まで。



完璧すぎる女の子だと外見や表面的に見たら
思ってしまうところだった。

あなたは僕たちが絶対に傷つかないような
言葉選びや行動ができる。

それができるのは今の関係をマイナスにはさせないため。





今までに家族、仲間、友達を沢山失ってきたからだよね?





ら ん
ら ん
相手のことを全部知って寄り添うってことだけが支えるってことじゃないでしょう?





あなたのことを全部知ろうとなんて思ってないよ。
あなたが話したくなった時に話してくれればそれだけで十分。

それがたまたま今日だったってだけ。





(なまえ)
あなた
すごく楽しかったですっ!





あなたがそうやってまた笑顔で笑ってくれるなら
僕だって幸せだよ。



またあなたの笑顔が見れるなら、ずっと傍に居たい。



きっと僕はあなたのことが1人の女の子として見てるんだと思う。









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