Vとジョングクの投稿が拡散されるにつれて、スアの“におわせ”投稿や嘘が明るみに出ていった。
「え、あの子やばくない?」「あなたさんに罪なすりつけたってこと?」
「JINと付き合ってると思い込んでただけじゃん…」
「VとJKがあそこまでするって、よっぽどだよ…」
一晩で、スアのSNSは炎上状態に。
事務所も火消しに追われ、撮影現場にもピリピリとした空気が流れる。
スタッフや制作サイドも対応に追われ始める。
「あなたさん、大丈夫ですか?ほんと、申し訳なくて……」
「でもスア側からも反論が来てて……立場的に中立でお願いしたいって、上から言われてて……」
守るべき人がいるスタッフも、仕事の立場で動かざるを得ない。
理解できるけれど──辛かった。
その日、帰りの車の中で、彼女はとうとう涙をこらえられなくなった。
(好きな仕事で、頑張ってきたはずなのに…
誰かを傷つけるつもりなんて、なかったのに…)
スマホの通知が止まらない。
中には応援の声もあった。でも、怖い言葉もあった。
そんなとき──ふと、画面に“JIN”の名前が浮かぶ。
《今から、会えない?》












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!