第13話

0 章 ¦ 光 と 闇 の 始 ま り
59
2026/01/15 13:00 更新
アタシ達は  、  少し周りを探索してから体育館に入った  。


体育館の中は 、 思っていたより賑やかだった 。


あちこちに 、 人影 。


小さな声で話している子もいれば 、 周囲を警戒するように立っている子もいる 。


…… ちゃんと 、 みんな来てる 。


それなのに 。


白髪の子は 、 体育館の少し端の方に立っていた 。


誰とも 、 距離を取るみたいに 。
???
  …… っ  
独りじゃない  。


でも 、 独りみたいだった 。
黒川 湊
黒川 湊
  やっぱり居たね  
湊が  、  楽しそうに言う  。


白髪の子は 、 びくっとするけど 、 その場から動かない 。


礼斗が 、 静かに辺りを見回す 。
碧野 礼斗
碧野 礼斗
  ほぼ全員  、  揃っているようですね  
……  その時  。


がたん 、 と大きな音 。


体育館の奥 。


舞台の方から 、 聞き慣れない足音が響いた 。


ひとつ 、 またひとつ 。


靴底が床を叩く音が 、 やけに大きく聞こえる 。


ざわ 、 と 、 体育館の空気が揺れた 。
???
  ……  誰  ?  
誰かが  、  小さく呟く  。


舞台袖の暗がりから 、 人影が現れる 。


ゆっくり 、 焦らすみたいな足取りで 。


その姿がはっきりした瞬間 …


あちこちで 、 息を呑む音がした 。
???
  やぁ  、  
軽い  、  けれど妙に耳に残る声  。


人間 。


それは 、 すぐ分かった 。


それなのに … なぜか 、 背筋が 、 ぞくりとする 。
???
  ちゃんと集まってるねぇ  、  偉い偉い  !  
楽しそうに  、  周囲を見回す  。


視線が 、 一人ひとりを 、 値踏みするみたいに 。


そして ……


その視線が 、 体育館の端へ 。


白髪の子で 、 止まった 。
???
  ………  あれ  ?  
???
  独り  ?  
その一言で  、  白髪の子の肩が  、  びくりと揺れた  。


独りじゃない 。


ちゃんと 、 みんな居る 。


でも ……
???
  皆来てるのにさ  、  君だけ  …  ちょっと離れてない  ?  
くす  、  と笑う  。


悪意を 、 隠す気もない声 。


白髪の子は 、 俯いたまま 、 動かない 。
???
  ……  
湊が  、  小さく言う  。
黒川 湊
黒川 湊
  うわ  、  早速だ  
礼斗は  、  無言で  、  白髪の子の方を見る  。


逃げない 。


いや 、 逃げられない 、 のかもしれない 。
???
  ま  、  いいや  
舞台の上から  、  一歩  、  降りる  。


床に 、 靴音が響いた 。


その音だけで 、 体育館の視線が 、 一斉に集まる 。
???
  僕は  ……  
_シグクマ@月白 叶_
シグクマ月白 叶
  月白 叶  !  皆はシグクマって呼んでね  !!  そして  、  僕の宝石は  "  ハイライト  ・  オブシディアン  "  
この人も  、  宝石  ……


アタシ達宝石は 、 産み嫌われる物 …


もしかしてこの人も _____


そんなことより 、 話を聞かないと … !
_シグクマ@月白 叶_
シグクマ月白 叶
  この学園で  、  君たちを  "  管理  "  する役目を任されてる  
管理  。


その言葉が 、 やけに 、 重く響いた 。
_シグクマ@月白 叶_
シグクマ月白 叶
  安心して  。  今すぐ  、  何かするわけじゃないから  
……  本当  ?
_シグクマ@月白 叶_
シグクマ月白 叶
  ただ  、  今日から  、  君たちには  
_シグクマ@月白 叶_
シグクマ月白 叶
  "  コロシアイ学園生活  "  を  、  送ってもらうだけだよ  

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