第57話

Episode 🥀
6,793
2020/11/11 06:40
あなた

みなさーん着きましたよー!

メンバー
メンバー
うーん…
マネージャー
マネージャー
ほらー、早く降りろって~
僕この後も仕事あるんだからー
あなた

え、まだあるんですか?
こんな夜遅いのに…





日付はそろそろ変わりそうだった。







マネージャー
マネージャー
ああ、正直結構大変 笑
だけど大丈夫だよ!

さー!!起きた起きた!!
ユンギ
ユンギ
ほら…起きるぞ…
ジミン
ジミン
とか言ってユンギヒョン寝てるじゃないですか笑
ユンギ
ユンギ
寝てない…
あなた

じゃあ、オッパ早く降りてください笑
ほらー!グガ!もうこいつ…




車から降り宿舎に戻った。





ホソク
ホソク
お風呂入ってきまーす!
メンバー
メンバー
はーい
テヒョン
テヒョン
んじゃあその次入りまーす
ソクジン
ソクジン
いや、僕が2番目だよ?
テヒョン
テヒョン
いや、ジンヒョン昨日1番だったじゃないですかー
ソクジン
ソクジン
やー!長男だぞー?
ユンギ
ユンギ
そういう時だけ長男使うのやめてください
メンバー
メンバー
笑笑


私はいつも最後だ。

髪がオッパ達より長いから時間がかかる。



ホソクオッパがお風呂に入って少しして


あなた

あー、眠っ…

ナムジュン
ナムジュン
てかあなた
車の中でマネージャーと何話してたの?
あなた

え?聞いてたんですか?

ナムジュン
ナムジュン
いや、なんかアイドルがなんたらってめっちゃ喋ってたじゃん
ジョングク
ジョングク
えー何話してたのー?
あなた

いやーこれオッパから内緒って言われてるからさ~

ジミン
ジミン
えーいいじゃん聞かせてよ~
テヒョン
テヒョン
早く聞かせてよ~
このメンバーに秘密なんてダメだよ~??
あなた

え…うーんじゃあ…

ホソク
ホソク
あがったよ~!!







その時ホソクオッパが髪をタオルで拭きながら出てきた。







ソクジン
ソクジン
やー!テヒョンアお風呂入ってこーい笑
テヒョン
テヒョン
いや、2番目譲ります!
で、あなたなになに??
ソクジン
ソクジン
やー!なんでだよー!!
テヒョンア早くー!
あなた

ちょっとテヒョニオッパ早くー!
私が入るの遅れるんですから~

テヒョン
テヒョン
なっ!あなたまで!
メンバー
メンバー
笑笑
ユンギ
ユンギ
あんだけ譲らなかったんだから自業自得だろー?笑
テヒョン
テヒョン
はぁ! 全く~!
後であなた聞かせてね!?
あなた

はいはい笑











私はマネージャーの秘密を話した。


これでもっと成功に向かって頑張れればいいな。


そう考えながら。











ナムジュン
ナムジュン
やっぱりそうだったのか…
ジョングク
ジョングク
え?ナムジュニヒョン知ってたんですか?
ナムジュン
ナムジュン
いや、ハッキリ覚えてる訳ではないんだけどなんかあの笑った顔とか、首の小さなホクロとか…もしかしてって思ったんだけど…
テヒョン
テヒョン
出ましたァー!!
メンバー
メンバー
えっ!



テヒョンオッパはずぶ濡れの髪にボタンが掛け違えてるパジャマ、そしてズボンをずらしながらリビングに入ってきた。






ユンギ
ユンギ
おい、テヒョンア~
服ぐらいちゃんと着てから来い笑
テヒョン
テヒョン
だ、だって~
あなた

はいはい、話しますから笑






ナムジュンオッパの話によると


オッパが練習生になって初めてラップを教えてくれたのがあのマネオッパだったらしく、

その頃のマネオッパはとてもイキイキしていて、

マネオッパのラップを見る度に自分も頑張ろうと思っていたらしい。










しかしほんの数ヶ月でマネオッパは練習室からいなくなり、会えなくなったらしい。



また、ナムジュンオッパの憧れの人がまさかのマネオッパで、マネオッパを目標に今までラップを頑張ってきたという話も聞いた。










テヒョン
テヒョン
へぇーなかなか深いし、案外身近にいましたね~
あなた

ね~

ジミン
ジミン
てか冷たいんだけど!!
テヒョン
テヒョン
ああ…

テヒョンオッパの髪から滴る水滴がジミンオッパの腕に落ちた。








ユンギ
ユンギ
おい、テヒョンア風邪ひくぞ?
早く髪乾かしてこい
テヒョン
テヒョン
へーい
ジョングク
ジョングク
もう笑
あの人は強いですね笑
あなた

本当に笑



結局私がお風呂に入ったのは朝方。

練習もあるのに…









しかし、マネオッパとナムジュンオッパの繋がりを知れた私達はよりやる気を高め、頑張ろうと思った。

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