日付はそろそろ変わりそうだった。
車から降り宿舎に戻った。
私はいつも最後だ。
髪がオッパ達より長いから時間がかかる。
ホソクオッパがお風呂に入って少しして
その時ホソクオッパが髪をタオルで拭きながら出てきた。
私はマネージャーの秘密を話した。
これでもっと成功に向かって頑張れればいいな。
そう考えながら。
テヒョンオッパはずぶ濡れの髪にボタンが掛け違えてるパジャマ、そしてズボンをずらしながらリビングに入ってきた。
ナムジュンオッパの話によると
オッパが練習生になって初めてラップを教えてくれたのがあのマネオッパだったらしく、
その頃のマネオッパはとてもイキイキしていて、
マネオッパのラップを見る度に自分も頑張ろうと思っていたらしい。
しかしほんの数ヶ月でマネオッパは練習室からいなくなり、会えなくなったらしい。
また、ナムジュンオッパの憧れの人がまさかのマネオッパで、マネオッパを目標に今までラップを頑張ってきたという話も聞いた。
テヒョンオッパの髪から滴る水滴がジミンオッパの腕に落ちた。
結局私がお風呂に入ったのは朝方。
練習もあるのに…
しかし、マネオッパとナムジュンオッパの繋がりを知れた私達はよりやる気を高め、頑張ろうと思った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!