第28話

🪧 : 25
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2024/04/25 07:03




少し 、 いやかなり驚いた
だってこんなくらい道に人いると思わないじゃん





しかもローレンだし


ローレン・イロアス
  先輩何してんすか こんな時間に      
あなた
  いや え 、 ローレンこそ …    




深い意味があって答えなかったわけじゃない


純粋に何故こんな遅い時間に
しかも暗い道にいるのか不思議に思った



ローレン・イロアス
  俺は少しコンビニに用事があって   



そう言うとローレンは「ねっ」と
右手に持っていた袋を見せる





ぜんっぜん気づかなかった
彼は背が高いから私の目線はいつも斜め上だ

だから滅多に下は見ない
… なんか屈辱 (





あなた
   それよりローレン !   
ローレン・イロアス
  ぅえ  はい … ?  
あなた
   こんな時間に出歩かないの !!   
ローレン・イロアス
  それあなた先輩がいいます ??   
あなた
  私は 、 うん .     
3年生だし
ローレン・イロアス
  関係ないってソレ (   
ローレン・イロアス
  ぁー" もう 、 危ないっす   
ローレン・イロアス
   先輩こそこんな時間に出ないでください    
ローレン・イロアス
  親御さん心配します
それに俺も !!






あれ立場逆転してない ?

なんで私怒られてんの !?



ローレン・イロアス
  … 先輩 , 俺がなんで
こんなに言ってるか分かってます ?



正直ほんとに分からない所存でございマス

あなた
  イイエ マッタク    


私がそう言うと「 はぁぁ " 」と
深いため息をついた




なんだよ失礼だな






ローレン・イロアス
  もし 、仮に   


なんか始まった




ローレン・イロアス
  変な男に捕まったらどうすんですか    
あなた
  … ん ?   



私も馬鹿じゃない意味はわかる
けどなめすぎだよローレン




あなた
  そんなの蹴りを1発   


気の所為かもしれないが
ローレンがギョッとした顔を見せた




やっぱどの男も急所は一緒なのか




ローレン・イロアス
  け 、けど 刺されるかもしれませんよ      


なんか可愛い



あなた
   そんな刺されるようなこと
してないから大丈夫だよ
ローレン・イロアス
   無差別殺人とかあるんです 、
本当に俺が心配するんでやめてください …




歩きながらもそんな話をする

刺されるかもしれないとかいうから
後ろものすごい怖いんだけど






あなた
  … わかった    
あなた
  でもローレンもだからね !?   
ローレン・イロアス
  そこは まぁ 、 はい   
ローレン・イロアス
  善処します !!   




本当かな

と少し疑いの気持ちもあり覗き込む


ローレン・イロアス
  … ?   
あなた
   ぁ 、いや //   
ローレン・イロアス
  ??   




暗くてよかった

自分から覗き込んでおいて照れるとかダサい …


あなた
  てか 、 ローレン薄手だね ~    
あなた
  寒くない ?   




隣にいるのがずっと彼だったら
どれだけ嬉しいことだろうか








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